繰り返す流産…習慣性流産(RSA) リスクとなる遺伝子変異を研究チームが発表

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2016年10月19日、国際チームの研究によって習慣性流産(RSA)のリスクにある特定の遺伝子変異が変わっていることが判明したというニュースになりました。

この流産に関係する遺伝子は「FOXD1」と呼ばれるもので、実験用マウスで発見され、習慣性流産の症状のある女性で遺伝子変異を調べ、この遺伝子に変異がみられる女性は習慣性流産のリスクが統計的に高いことが分かったということです。

今回は習慣性流産(RSA)について先生にお話を伺ってきました。習慣性流産(RSA)とは妊娠5週目までの流産を3回以上繰り返すものを指します。発生率は、全妊娠の0.3~0.8%ほどとされています。 習慣性流産(RSA)を引き起こしてしまう原因

染色体の異常
夫婦どちらかの染色体に異常がある場合など。

子宮の異常
粘膜下筋腫があったり、子宮奇形があったりする場合。

甲状腺機能亢進症
こちらも著しい場合流産の原因になることがあります。

糖尿病
妊娠中もこまめなコントロールが必要です。

抗リン脂質抗体症候群
血栓を作りやすく、胎児死亡を起こしてしまうことが知られています。 習慣性流産(RSA)になりやすいタイプ・ 染色体異常があるかた
・ 糖尿病をお持ちの方
・ 甲状腺機能の問題を指摘されている方
・ 子宮に奇形や筋腫がある方
・ 膠原病をお持ちの方 習慣性流産(RSA)の医療機関での治療まず、原因を調べ、原因となる病態がはっきりした場合は、可能であればその原因となっている病気に対する治療を行います。例えば、糖尿病における血糖のコントロールなどがこれにあたります。 今回の研究によって習慣性流産(RSA)治療にどのような期待がもてるのかせっかく妊娠が成立しても流産を繰り返してしまう習慣性流産の患者さんに、原因の解明や、治療法の開発を行う上で非常に有意義なデータとなる可能性がありますね。 最後に先生から一言 様々な医学的な研究、それに伴う医学の進歩によって、今までどうしても原因がわからなかった病態の解明がどんどん進んでいくのは本当に好ましいことですね。流産は誰にでも起こりうることだけに、興味を持つ方の多い研究結果ともいえそうですね。

(監修:Doctors Me 医師)
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