何をするの?! プレ就活生なら知っておきたい、インターンに参加するための手順

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大学2年~3年生あたりで徐々に就職を真剣に考え始める頃になった時期に、気になる言葉をいくつかあげるとしたら、最近では、「インターン」という言葉をあげる学生も多いのではないでしょうか?「インターン」は「インターンシップ」と言われることもあります。では、インターンとは何か?どんなメリットがあるのか?インターンをするための手順は?など、多くの学生が気になることについてまとめてみました。

■インターンはあらかじめ就職したい企業について知ることできる良いチャンス

以前は、「インターン」と言えば、医学部を卒業し病院で経験を積む学生のことを指すことが多かったようです。現在では学部に関係なく、簡単に言えば、大学生が興味を持っている仕事について知るために職業体験することを指すようになりました。かつて、今の大学生たちの親自身が大学生だった頃、すなわちバブル期の頃は、新卒で就職して給料をもらいながら企業の中で研修を受けたりする機会も多かったようです。たとえばIT業界に就職すると、コンピュータの知識があまりなくても、就職後に教育研修で学習する機会が設けられている場合も多かったのです。そんなこともあり、今の大学生たちが就職に苦労するということは、なかなか親世代に理解されないことも多いようです。しかし、実際問題、就職するのを待って企業側に教育を受けるなどといった消極的な態度では難しいこともあります。興味のある仕事に関して、できるだけ早く経験を積みたい!または就職したい企業について、少しでも情報を知りたい!そんな人にとって、おすすめなのがインターンなのです。

■インターンによる学生側のメリットと企業側のメリット

インターンで経験を積めば、そのまま、その企業へ就職できるのでは?そう考える人も少なくないようです。実際のところ、どうなのかと言えば、インターンで経験を積んだ人の方が就職のときに有利になるのかと言うと、必ずしもそういうわけではないようです。しかし、優遇されなくても、インターンの間に前向きの姿勢を見せ、能力をアピールできれば、そのことがプラスになる場合も少なくないようです。また、経験を積むことで自信もできるのではないでしょうか?いきなり就職活動を始めるより、インターンで経験を積んでおいた方が就職活動のときに余裕もできます。インターンによってメリットがあるのは大学生にとってだけではありません。実は企業側にもメリットがあります。インターンが直接、採用に結びつかなくても、どんな学生がいるのかあらかじめ知ることができます。また、大学生をインターンとして受け入れることで学生に対して企業を紹介することもできます。ですから、学生の側だけではなく企業に対してもメリットがあるのですね。

■短期インターンと長期インターン


インターンを分けると、大きく分けて短期インターン、中期インターン、長期インターンの3種類に分けることができます。短期の場合は、1~2日間など、短い期間で行われますので、会社の雰囲気を知ることはできますが、あまり細かい実務的なことまで体験するには物足りないでしょう。短期インターンは技術を身に付けるというよりは、企業の説明会の延長としての要素が強いようです。また、長期期間、たとえば夏休みなどに実施されるインターンもありますが、その場合、短期インターンとは違い拘束時間も多めになることがあります。そのため、アルバイトのように日給が支払われる場合もあるようです。一方、短期インターンや中期インターンとは異なり、長期インターンの場合、長期実践型になりますから、ある程度、まとまった期間で実施されることになります。通常、半年から1年、場合によってはもっと長期にわたることもあるようです。長期インターンの場合は、スキルアップを目指すために、まさに良いチャンスであると言えるでしょう。長期休暇の間、たとえば夏休みなどに実施されることも多いため、一般に人手の足りないベンチャー企業などでは長期インターンを募集している場合が多い傾向にあるようです。学生の側としては、長期インターンでは、自分の興味のある分野のスキルや知識を身に付けるだけではなく、社会人としてのマナーなどについても身に付けることができますから、体験することでいろいろなメリットを得られることになるでしょう。また、長期インターンの場合、学生ではあっても仕事における責任範囲が広くなると言えるでしょう。

■インターンに参加するためには?

就職活動の前準備として重要な位置にあるインターンですが、実際に参加するためには、どのような手順になるのでしょうか? まず、最初に重要になるのは、インターン先をどこにするかということを決めることです。当然、自分の興味がある仕事に関係のある企業や、興味を持っている企業を探すことになるでしょう。また、興味があっても、その企業が必ずしもインターンを募集しているとは限りません。ですから興味のある仕事を体験できる企業であり、なおかつインターンを募集している企業を探すことになるでしょう。実際の方法ですが、インターネットを通じて、インターンができる企業を探すことができます。たとえば就活サイトではインターンに関する情報を公開しているところも多く、情報を得ることができます。興味のある業界についてはできるだけ早くチェックしておくようにしましょう。なお、直接、ウェブサイト上で申し込むことができる場合も多いようです。

一般にインターンに参加するためには、実際の手順は次のようなになります。

・インターンに申し込む
・インターン選考
(WEBテストや面接。書類選考のみの場合もある)
・インターン選考に通過
・インターンに参加

人気企業ではインターンの選考が厳しくなります。そのため、実際にインターンでの選考にパスしなくても、就職活動の準備活動の一貫として参加しておくと後々有利になることもあるでしょう。また、企業の中には、実際にインターン参加者に採用枠を与えている場合もあるようです。また、インターンに申し込む中で、企業情報を集めているうちに、就職したい企業について少しずつ知ることができるというのもメリットと言えるのではないでしょうか?

インターンに参加することにはいろいろなメリットがあります。就職活動のひとつとして、企業の方でも積極的に取り入れることの多くなったインターン。これから就職を考える学生としては、申し込むことによって就職活動に向けての心の準備もできるでしょう。準備のためにも、積極的に参加してみることをおすすめします。

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