≪三笠宮さまご逝去≫公表された急性肺炎による心機能低下の病状 (2/3ページ)
また症状によって行う対処治療は異なりますが、例えば呼吸状態が悪ければ酸素投与、場合によっては人工呼吸器の装着などで対応します。重度であればICUに入り集中管理が行われます。 急性肺炎から誤嚥性肺炎を発症する原因急性肺炎から誤嚥性肺炎をきたすという直接的な因果関係はありません。
しかし、高齢者の場合はもともと嚥下機能が低下しているので、食べ物や唾液、胃液などが誤って気道に入ってしまうことが多くなります。
このときに細菌が一緒に気道に入ってしまうことにより肺の中で菌が繁殖すると誤嚥性肺炎となります。高齢者はそもそも肺炎になりやすいため肺炎の状態に加え、更に誤嚥性肺炎も併発する可能性があります。 心機能低下により胸に水が溜まる?

肺に水が溜まる場合、肺の実質に水が溜まる場合と、肺を覆っている胸膜の間の胸膜腔に水が溜まる場合と2つあります。
胸膜腔に水が溜まる場合でいうと、以下のような仕組みになります。
胸膜腔に水が溜まるメカニズム
右心系の機能低下により、右心系の圧が上昇します。これにより全身を巡っている静脈系や毛細血管からの血液が心臓に帰りにくくなり、結果として色々な臓器に血流が増大し組織液などが臓器にたまっていきます。
これが肺(胸膜腔)にたまったものが胸水となります。左心系の機能低下によっても右心系の機能低下がおこります。
治療内容
胸膜腔にドレーンを入れて、胸水を抜きます。