就活の面接で「将来の夢」を聞かれたときの上手な答え方とは?

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就活中の面接で、よく質問される『将来の夢』について。「将来の夢なんて実際によく考えたことない……! 」という方も多いのではないでしょうか。実際に質問される可能性がある以上、対策を考えておかなくてはなりませんよね。採用担当の方は、将来のビジョンをもってその企業の仕事にどのように行動、貢献してくれるかを知りたいと思っています。今回は、面接での受け答えがしやすい、自分の将来のビジョン、夢の見つけ方、受け答えのポイントについて、ご紹介したいと思います。

◆将来の夢を見つける方法とは

将来の夢やビジョンは、就活が始まる前までにある程度形にしておいた方が、文章がまとめ易くなります。本来であれば、将来の夢は時間をかけて探して磨いていくものですので、付け焼き刃ではやはりボロが出てしまいます。自分の熱中できるものや、人との出会いで感じたこと、会話の端々に自分が興味を持つものが何なのかを見つけていくといいですね。次に、その気になるもの、熱中してできるものについての知識を増やしていきましょう。説得力のある回答ができるように事前にじっくりと考えておきましょう。

◆就活の面接で将来の夢を聞かれる理由

採用担当の方が面接で『将来の夢』を聞く理由は、先を見ながら与えられた仕事に取り組めるか、また与えられた仕事だけでなく能動的に動けるかなどを判断するためです。あまりにも抽象的な答えでは採用担当者も企業に必要な人材なのか、そうでないのかが判断できません。できるだけ具体的に答えられるようにしておきたいですね。将来の自分の姿を見据えて行動できるか? 3年後、5年後に仕事を通してどのような自分になっていたいか? などをしっかりと答えられるとよいでしょう。

◆面接で将来の夢を聞かれた時の上手な答え方


面接で答える『将来の夢』とは、仕事内容や取り組み方を交えて答えることが理想です。「自分の持つ将来のビジョンや、夢を実現するために、この企業で働きたいと感じた。」といったまとめ方をするのがベストですね。企業側は、この会社でどうしても働きたい! その『理由』を知るために将来の夢を質問し、目的意識や将来のビジョンをもって仕事に取り組める人材を探しています。また、将来の夢は自信を持って答えられるようにしておきたいですね。「絶対に実現させる! 」という意思表示も大切です。

◆将来の夢は志望動機や会社の方向性に沿った答え方を

履歴書やエントリーシートを記入するときに志望動機を書きましたよね。将来の夢や近い未来のビジョンが、その志望動機とズレがないような回答を準備しておきましょう。動機と理由の筋がしっかりと通っていないと説得力も欠けますし、「どうしても入社したい! 」という意識が低いように感じ取られてしまいます。自分の描く将来の夢と、会社の方向性や、プロジェクトなどを絡められるとより一層具体的に答えることができます。

◆さいごに

いかがでしたでしょうか? 面接でよく聞かれる「将来の夢」。今まで意識したことのなかった方も、この機会にぜひ、しっかりと落とし込んで考えて見てはいかがでしょうか。就活中は初めてのことばかりで、緊張することも多く、大変に感じると思います。自分の近い未来のビジョンと、本当にやりたい仕事を見つけ、やりがいを感じるためにも、自分自身の目標をしっかりと持っているとモチベーションのアップにもつながります。自分の興味や熱中できることを見つけ、自信をもって面接で伝えられるようにしておきたいですね。

文・学生の窓口編集部

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