尿にたんぱく質が出てしまう…ネフローゼ症候群の原因となる疾患について (2/3ページ)
どのような人がなりやすい?
一次性ネフローゼ症候群は、どの年齢層でも見られるのですが、壮年期までは微小変化型のネフローゼ症候群が多く、中年以降は膜性腎症タイプのネフローゼ症候群が多いということです。
症状
一次性ネフローゼ症候群の症状は、血中たんぱく濃度が低下することによってむくみが生じるという、典型的なネフローゼ症候群の症状が現れます。二次性ネフローゼ症候群二次性ネフローゼ症候群は、原因となる疾患によってネフローゼ症候群の症状が起こっているタイプのネフローゼ症候群です。
腎臓以外の部位で起こった病変に続いて起こることから、続発性ネフローゼ症候群と言われることもあります。
原因疾患
二次性ネフローゼ症候群を引き起こす代表的な疾患としては、糖尿尿や全身性エリテマトーデスが最もポピュラーです。
また、糸球体腎炎によって起こることもあれば、薬剤(特に非ステロイド性抗炎症薬)が原因となったり、虫刺されや遺伝、アレルギーなどが原因となることもあるそうです。
症状
初期症状としては、ネフローゼ症候群の典型的な症状であるむくみや低タンパク血症が見られます。
そのほかにもなんとなく体がだるいとか、食欲がないなどといった症状も現れます。ひどくなると腹水や胸水、さらには肺浮腫まで進行することもあるそうです。ネフローゼ症候群の治療はどのように行われますか?

むくみの改善
ネフローゼ症候群によってむくみが見られる場合には、利尿剤を用いて、尿の排出を促します。また、それとあわせて塩分の摂取を控えるように指導されます。
腹水が見られるような場合、胃の容積が小さくなるため、食事を何回かに分けて少量ずつ食べるように指導されます。
高血圧の治療
高血圧がある場合にも、利尿薬を用いて体液のうっ滞と組織のむくみを改善することが図られます。