尿にたんぱく質が出てしまう…ネフローゼ症候群の原因となる疾患について (1/3ページ)

Doctors Me

「Doctors Me(ドクターズミー)」コラム画像
「Doctors Me(ドクターズミー)」コラム画像
ネフローゼ症候群という言葉を聞いたことがありますか?症候群という名前から分かるように、ネフローゼ症候群は病名ではありません。

では、ネフローゼ症候群とは一体どのようなもので、どんな症状があり、またどのような原因が考えられるのでしょうか。

要チェック項目
□ネフローゼ症候群には原因がわかっているものと原因不明のものがある
□特徴的な症状は尿にたんぱくが出ることである
□治療は対症療法と原因治療を並行して行うネフローゼ症候群ってなんですか? ネフローゼ症候群は、冒頭でも述べたように病名ではありません。尿に必要以上にたんぱく質が出てしまうことで、血中のタンパク濃度が低下することによって、さまざまな症状が現れることを言います。

診断
ネフローゼ症候群の診断基準は、尿中のタンパク量が1日当たり3.5gを超え、血液中のタンパク(主にアルブミン)の量が3.0g/dl以下になった場合をネフローゼ症候群と呼んでいます。

ちなみに通常の血中アルブミン量は4.0g/dl以上であるということです。

検査
ネフローゼ症候群の検査は、通常は血液検査と尿検査が行われることとなります。場合によっては、腎臓の画像検査、および腎臓の生検が行われることもあります。一次性ネフローゼ症候群一次性ネフローゼ症候群とは、明らかな原因がないにもかかわらずネフローゼ症候群がみられる場合のことを言います。国内には16000人ほどの患者さんがいるとされています。

原因
ネフローゼ症候群のタイプによっては、原因が分かっているものもあります。
膜性腎症に関しては、腎臓の糸球体という部分の細胞にある「膜型ホスホリパーゼA2受容体」対して、異常な抗体ができることが原因とされているのですが、日本人では半数程度にしか該当しないということです。

その他のタイプの一次性ネフローゼ症候群に関しては原因がよく分かっていないそうです。
「尿にたんぱく質が出てしまう…ネフローゼ症候群の原因となる疾患について」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る