「6200万円脱税告発」で分かった…4億円的中!馬券公務員“バカ儲け予想術”(3)「納税して起訴」はムチャクチャだ (2/2ページ)

アサ芸プラス

また、最初から外れ馬券が経費として認められていれば指摘後すぐに納税できる額でしたが、国税局が外れ馬券を経費として認めなかったばかりに最高裁まで争うことになり、裁判費用と苦しい分割納税を強いられました」

 再び中村弁護士が、制度上の問題点を指摘する。

「そもそも何十億円という配当を出しているWIN5は、国が行っている事業なのですから具体的にどのように申告すべきかを周知徹底しなければいけない。本来は非課税にするなど、公平な制度を構築しなければいけないのです。今回のように、たまたま当てただけの人を捕まえ、それに税金をかけるだけでなく、前科者にまでするのは明らかに不当ですよ」

 今年8月にはWIN5で4億円を超える超高額配当が出たばかり。的中したばかりに起訴されるのでは、競馬人気に水を差すばかりだ。競馬ファンは本気で眉をひそめている。

「「6200万円脱税告発」で分かった…4億円的中!馬券公務員“バカ儲け予想術”(3)「納税して起訴」はムチャクチャだ」のページです。デイリーニュースオンラインは、中道一成週刊アサヒ芸能 2016年 11/3号WIN5脱税競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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