嵐の公演は50倍?現役転売屋が語る”ジャニーズチケット”の闇市場 (2/2ページ)
■儲けのポイントは住所の数?
誰でも儲けられる──そう豪語する転売屋の、儲けるためのポイントがあるという。
「人気のチケットって、結局当たる当たらないの運の部分もあります。ここが儲けるポイント。ファンクラブって通常、一つの住所で一口しか入会できないのですが、いっぱい入ってたら当たる確率も上がりますよね? だから安い部屋を契約したり、友人の家を月々1万円とかで借りて、ファンクラブの入会口数を増やす。外れた時のリスクと当たった時の儲けを計算しながら、増やしたり減らしたりするんです。今までの経験上、基本的にチケットがどれだけ外れても、年間で考えると一つの住所で約50万円は儲けられますよ」(前出・転売屋)
さらに、こんな荒稼ぎのチャンスも。
「ジャニーズのチケットは、ステージに近い席が当たった時の儲けが凄い。嵐は特にすごい人気ですから、定価約1万円のチケットが50万円になることもありました。その分当たりにくいワケですが……」(前同)
熱心なファン心理に付け入った商売で生計を立てる転売屋。ファンやマニアからの需要は高いものの、彼らの行為は完全なる違法行為で決して許されるものではないことを付け加えておく。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。