プロ直伝!なりたい自分のタイプ別【眉毛のつくり方・描き方】のコツ
メイクをする上で一番大事な部分と言っても過言ではないのが「眉毛」。眉毛のカタチや色をどうするかによって、顔の印象は大きく左右されます。
そこで今回は、ナチュラル、フェミニン、クールの3つの印象別に、眉毛の描き方や色の選び方、おすすめのメイク道具について「LOVEST青山 by air」のスタイリスト、みち子さんにポイントを伝授していただきました。
カジュアル・リラックスな印象にしたいなら「ナチュラル」
まず最初に伝授いただいたのは、すっぴんみたいに自然だけどちゃんとしている「ナチュラル」な眉毛の描き方。
Step
1. 眉頭を外して、中央からスポンジでパウダーをのせていく
2. ペンシルで毛を1本ずつ描くイメージで、眉の足りない部分を補いながら眉尻まで完成させる
3. 毛流れに沿って、スクリューブラシで毛並みを整える
「パウダー、ペンシルともに、ベージュ系で極力自分の眉毛に近い色を選んで描いください。仕上げで毛並みを固定したい時には、透明のマスカラを少しだけつけて整えてもOKです」
スポンジを使用することで自然な色付きとなり、地眉のような仕上がりに。眉尻もしっかりと引くのではなく、地眉の足りない部分に毛を書き足すイメージがポイントだそうです。
柔らか・ふんわりした印象にしたいなら「フェミニン」
続いてご紹介いただいたのが、ふんわりとした優しい雰囲気が好きな女性におすすめの「フェミニン」な眉毛の描き方。
Step
1. スポンジを使って眉毛の上下に明るめの色のパウダーをのせ、輪郭をぼかしていく
2. 髪色と同じくらいの色のパウダーをブラシにとり、1で描いた輪郭の内側を塗っていく
3. スポンジ又はブラシを使用して、最も薄い色のパウダーで眉尻を少し書き足す
「フェミニンな眉毛に仕上げるポイントは、とにかくふんわりさせること。ペンシルを一切使わずにパウダーの濃淡を生かしながら、輪郭をぼかすようなイメージで描いてください」
輪郭を目立たなくすることで眉毛の角が取れ、全体的に優しい印象の表情に。中央に使用する色を髪色と揃えることでより眉毛が自然に見え、違和感なく顔全体に馴染むそうです。
きちんと・かっちりした印象にしたいなら「クール」
最後は、オフィスやパーティーシーンでのしっかりメイクにもおすすめの「クール」な眉毛の描き方。
Step
1. 眉毛の中央のラインを際立たせるように、ブラシでグレー系の色をのせていく
2. 中央ラインにのせた色と同じトーンの色か、少しだけ明るめの色のペンシルで眉尻を描く
3. 眉頭にも2と同じペンシルを使用し、毛を描くようなイメージで少しだけ足す
「ブラシを使用することで、際立たせたいラインをくっきりと描くことができます。眉毛の一番濃い部分に立体感を出すイメージで色をのせてください。色を複数使用する場合は、眉頭の下の部分が一番濃く、眉尻に向けて少しずつ明るくなるように調整を」
使用するカラーは、グレーやアッシュ、カーキなど赤みがない色がおすすめ。上下の輪郭部分には色をのせず、中央のラインをくっきりとさせることがクールな眉毛のポイントだそうです。
5つの道具を揃えれば自由自在に
今回みち子さんが使用したメイク道具は、「パウダー」「ペンシル」「スクリューブラシ」「ブラシ」「スポンジ」の5つ。
ちなみに、スポンジ・ブラシ・ペンシルが一緒になったアイテムが便利。
パウダーを購入する際には、ブラシ付きでグラデーションになっている商品を選びましょう。パウダーは髪色をベースに暗め・明るめで揃えればベスト!
また、ペンシル・ブラシの先端は平たい四角タイプのものが、ぶきっちょさんでも上手に眉毛を描けておすすめだそうです。
眉毛を描きこなして、なりたい自分を演出するメイクをぜひ楽しんでくださいね。
※ みち子さんにヘアチェンジを頼みたい方はこちら
※取材協力:LOVEST青山 by air、LOVEST銀座 by air
Photo by GOTA