ココロの向きを変えるだけ。集中力や幸福感が高まる「マインドフルネス」って? (3/4ページ)
研修では、「遠い過去」「近い過去」「現在」「近い未来」「遠い未来」と書かれたシートを使い、「現在」を指さしながら、思考を現在に留まらせるように3分間意識を集中するワークショップを行いました。
実際に「現在」を指さし、今のことに集中しようと取り組んでみましたが、ついつい「研修が終わったら、あのメールに返信しよう」「コーヒーを買いにいこうかな」などと「近い未来」のことを考えてしまいます。
そのたびに「今のことに意識を向けなくちゃ」と自分を戒めて、葛藤しているうちに3分間があっというまに終わってしまいました。

「私たちは日常的に、複数のことを同時に考える"拡散思考"をしているので、今だけに集中するのはなかなか難しいんです。
そこでまずはマインドフルネスの基礎トレーニングである、"呼吸"から入るのがオススメです。姿勢を正し、呼吸を整え、他のことを考え始めてしまったら、また呼吸に意識を戻す。
それを毎日、朝や寝る前、通勤時間などに継続的に行うことで、ストレスや疲労が少しずつ和らいでいきます。
集中力や記憶力、想像力が高まり、自由なアイデアが生まれやすくなるなど、仕事でのパフォーマンスアップにもつながります」(西本先生)
西本先生がすすめる、今日からできるマインドフルネスの方法には次のようなものがあります。
(1)メールの送信前に、ゆっくり呼吸をする。吐くときにリラックスするので、吸う時間より吐く時間を長くする。