【プロ野球】ストライク先行の重要性を明らかにした日本シリーズ。明暗を分けた場面には打者有利のカウントがあった! (1/2ページ)
日本ハムの10年ぶり3回目の日本一で幕を閉じた2016年の日本シリーズ。頂上決戦に相応しく、1点差以内で7回に突入したケースが4試合あり、終盤まで手に汗握る展開の連続となった。
真っ赤に染まったマツダスタジアムを舞台に広島の連勝で開幕したときには、「カープが一気に押し切るのでは?」と思われた。
しかし、北海道に舞台を移して息を吹き返した日本ハムが驚異の4連勝で逆転優勝。両軍の明暗はどこで別れたのか。色々な見立てがあるなか、本稿では「カウントの構築」に注目したい。
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■ストライク先行で投手有利、ボール先行で打者有利
ご存じのように、野球には「0-0」から「3-2」まで12通りのカウントが存在する。このカウントが打者有利、投手有利といったシチュエーションを演出するのだ。
今回の日本シリーズも御多分に漏れず、カウントが勝負の分かれ目を支配するかたちになった。両軍投手陣の被打率は、ストライク先行時には.138と投手が打者を圧倒。一方、フルカウントを含むボール先行時の被打率は.307だった。
両軍合計で10本飛び出したホームランも、そのうち6本がボールが先行した時に記録されている。