人間関係や仕事・勉強のタスク……日常の「嫌なこと」からうまく頭を切り替える方法4つ

学生の窓口



学生生活にも、「嫌なこと」はたくさんあるはずです。「明日の発表が嫌だなぁ」や「課題が全然終わらない!」、「就職活動がうまくいかない……」等々、今この文章を読んでいるあなたの心にも、思い当たる「嫌なこと」があるのかもしれませんね。しかし、逃げてばかりでは何も解決できません。嫌なことを乗り切り、前へと進むために実践できることを4つお伝えします。

■自分とは異なる価値観を知る

人間誰にでも「嫌なこと」はあるものです。しかし、「みんなに共通して嫌なこと」というのは、さほど多くはありません。自分が「嫌だなぁ」と思っていることも、他の誰かからすると「必要なこと」であったり、「やる意味があること」であったりするものです。

嫌なことにぶち当たってしまったときには、あえて自分の価値観から離れ、人の価値観を受け入れてみるのがオススメです。このときに大切なのは、できるだけ自分とは立場が違う相手を選び、その考えを聞いてみること。特に学生時代は、同年代の仲間で固まりがち。自然と価値観も似通ってしまいますが、10歳年上の人の意見を聞いてみると、その価値観に刺激をもらうことも多いはずです。できるだけ年が離れた人、異性、そして普段は「自分と合わず、ちょっと苦手だな」と思っている人に、意見を聞いてみてください。自分の意見を伝え、そして真摯な態度で相手の意見を聞くことで、「あぁ、そういう考え方もあるのか」と思えるはずです。嫌なことを乗り切る意味も見えてくるのかもしれませんね。

■とことん向き合ってみる

何か課題を与えられたときに、解決の糸口を探るため、多くの人が意見を交換し合う「ブレーンストーミング」という方法があります。これは「質より量」のアイデアをどんどん出していくことで、新たな発想を生み出すことを期待した会議の方法ですが、自分自身の心の中で嫌なことを乗り切る際にも使えます。

まずは紙に、「嫌なこと」を書き出してみます。そしてそこにつなげるような形で、自分自身のマインドマップを作っていくのです。このときに大切なのは、「質より量」! どんなにくだらないと思うことでも、どんどん関連づけていきましょう。自然と自分の心が整理され、嫌なことを乗り切るために必要なことも見えてくるのではないでしょうか。

■とにかく動いてみる


「嫌なこと」を前にすると、どんどん考え込んでしまい、動けなくなってしまう……なんて方はいませんか? こんな方にお勧めなのが、「とにかく行動を開始してみる」ということです。普段は行かない場所に行ってみる、「苦手だな」と思っていることにあえて取り組んでみる、好きなことに没頭してみる……。運動して気持ちを切り替えるのもオススメです。

「嫌なこと」とは、考えれば考えるほど不安になってしまうもの。「まず動いてみる」と意識することで、自然と気持ちが切り替わり、「なんだ、たいしたことないじゃん!」なんて思える可能性も高まりますよ。

■小さな目標⇒小さなご褒美

「嫌なこと」を乗り切るためには、そのための手順を細分化して考えることも有効です。具体的には、まず「小さな目標」を立てること! 「就職活動を成功させなければ!」と思うとプレッシャーも絶大ですから、行動を起こす前から嫌になってしまう方は多いはずです。一方で、「まずはこの履歴書を仕上げよう!」なら「よしやってみよう」と思える方も多いのでは? 大きな目標は、小さな目標達成を積み重ねた先にあるものです。小さな目標を達成したら、自分に小さなご褒美をあげることを忘れないでください。成功体験が自信となり、「よし、次の一歩も」と思う活力になるはずです。

嫌なことを乗り切ることは、人生をより豊かにするために必要なこと。学生時代にコツを身につけておけば、社会人になってからもうまく立ち回ることができるでしょう。「嫌だなぁ」と思った瞬間がチャンスです。まずは4つのコツを実践してみてくださいね。

(ファナティック)

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