『glee/グリー』で知られるマーク・サリング（34）が先日報じられていた強姦容疑で不起訴となるようだ。現在児童ポルノ所持罪で起訴されているマークは、相手女性の気が変わった後も無理やり性行為を行ったとしてレイプの容疑をかけられていたが、被害者とされる女性がその事件を4年間も警察に届け出なかったとして不起訴となるようだ。

　ニューヨーク・ポスト紙が入手した起訴判断書類によれば、ロサンゼルス郡検察局のエミリー・T・スピアー検事は「自ら被害者へ事情聴取を行いました」「トラウマ的体験によりとても感情的な様子で、レイプに関する状況についても信頼がおける明確な記憶を持っていました。しかし、この犯罪の届けがここまで遅れたこと、被害者がかこつけているとする容疑者側の明らかな否定、他の裏付け証拠の欠如により、現時点では起訴するのに証拠不十分です」と綴っているという。

　現在22歳の被害者とされる女性は、2012年にあるホテルのバーで知り合ったことをきっかけにロマンスに発展したというマークに対する被害届を今年の4月になってから提出していた。

　被害届の中でその女性は、マークと性行為をするつもりで一室に入ったものの、気が変わったため「できない」と伝えたが、マークは耳を貸さずにそのまま続行したとしている。

　しかしその前には、マークが初体験の相手であったため性行為を続けたとしていた。法廷書類では「彼女は容疑者に処女を捧げたため容疑者と婚姻関係にあると信じており、それが原因で性行為を続けたとしている」と記載されているようだ。