業界研究だけじゃダメ! 就活における「職種研究」の重要性とやり方

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なんと新入社員の3割が入社後3年で離職すると言われている現代……自分がそうならないためにも、入社する前に要因を考慮することが大切です。そんな未来への扉を開く就活生にとって重要な「職種研究」は、企業を選ぶ際の指標となる「業界研究」と並んで重要なテーマです。そこで「職種研究のやり方がいまいち分からない……」と嘆いているアナタに、職種研究をわかりやすくご説明します。しっかりと理解し、就職活動へとつなげていきましょう。

◆職種研究の重要性って?

就活生にとって職種研究が必要な理由をご紹介します。まず職種とは仕事の業務や内容によって異なる呼び名のことです。例えば「マーケティング」や「営業」であったり、他にも「広報」に「宣伝」などさまざまな職種があります。具体的な呼び名は企業や業界によっても異なり、就職先の職種を確認することは仕事内容を知るために大切です。また主な目的として職種研究には、自分自身の能力を生かせる職種を選択するという重要な要素があります。就活中はつい有名な会社や大手企業などに目が向いてしまいがちですが、職種研究をおこなえば広い視野で仕事を選ぶことが可能です。

◆まずはどんな職種があるかを知ろう!

職種研究の最初のステップとして、まずはどんな職種があるのかチェックしてみましょう。つい自分のやりたい仕事内容だけを調べてしまいますが、視野を広げるためにさまざまな職種に目を通してみましょう。社会にはたくさんの仕事があり、国家試験にパスする必要がある警察官や弁護士、理系出身の専門職となる研究職など千差万別です。それぞれの職種によってスキルも変わってくるのでチェックしましょう。さまざまな職種の仕事内容を理解したら、次は自分がどんな仕事をやりたいかを考えてみましょう。

◆自分の能力・興味から志望の職種を絞り込もう


自分がやりたい職種の候補がいくつか決まり、仕事内容が理解できたら次のステップです。自己分析でチェックした自分の能力と長所を、希望の職種と照らし合わせてみましょう。自分の性格や能力を発揮できる仕事内容か、そして不足している部分はどこかも見極めましょう。また自分自身がどんな職種に興味があるかをもう一度確認しておきましょう。情報を集めたらあとは職種を絞り込む作業です。ここまで来れば興味がある職種で、自分の能力にあった仕事がきっと見つかります。

◆職種研究を進めて将来のビジョンを明確にしよう

では最後に職種研究のポイントのおさらいです。
職種研究の基本の考え方とは……
■仕事内容とさまざまな職種の理解
■自分がその仕事に就きたい理由とは何か
■自分自身の能力と長所が生かせる職種か
この3つポイントを明確にすることです。そして職種研究だけで終わりにせず、さらに前に進めることが大切です。そこで企業で働く先輩社員やOB・OGに、実際にどんな仕事をしているのかヒアリングをおこないましょう。研究結果の確認と入社後の具体的な仕事のイメージができ、将来のビジョンが明確になってオススメです。

◆さいごに

就活生にとって大切な「職種研究」のやり方と、その重要性をご紹介しました。ひとつの企業のなかにもさまざまな職種があります。職種と仕事内容を理解することは、より自分の能力にあった仕事を見つけられるポイントです。しかし入社してから自分が想像していた職種と違ったり、企業と自分の能力のミスマッチに気づいているようでは“ときすでに遅し"です。そうならないためにも職種研究にやり過ぎということはありません。具体的な仕事のイメージができるまで徹底的にチェックしておきましょう。

文・学生の窓口編集部

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