全国ツアーが中断?浜崎あゆみの”人気低下”が招いた大惨事

デイリーニュースオンライン

Photo by JNmu
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 歌手の浜崎あゆみ(38)が、10月26日に予定していた『TA LIMITED LIVE TOUR 2016』Zepp 名古屋公演を中止した。オフィシャルサイトによれば、10月25日公演の後に医師の診察を受けた浜崎あゆみは、急性気管支炎、急性咽喉頭炎との診断結果が出たため、スタッフ一同で協議の末、やむを得ず公演を中止したという。浜崎あゆみは自身のインスタグラムで、「予想通り粉々に砕け散りましたが、哀しくありません。幸せです。最後まで歌わせてくれて、本当にありがとうございました!!」とコメントしている。

 一見すると、単なる一ライブの公演中止のニュースに思えるが、しかし、どうやらそれだけではないようだ。

 今回の『TA LIMITED LIVE TOUR 2016』は、浜崎が「一人でも多くのTA(浜崎あゆみファン)に会いたい」と思いを込め、浜崎自身との密接な距離感が味わえるライブハウスツアーとなっていた。しかし、蓋を開けてみれば、会場によっては前代未聞の“4次販売”まで行われ、それでも1500人以下の会場すら売れ残っているという現象が相次いだといわれている。9月にiTunes限定でリリースされた新曲『We are the QUEENS』も惨敗に終わり、かつての歌姫の存在感はもはやどこにもない。そんな人気の急落は、今回の公演中止とは決して無関係ではないという。

■売れない現状にストレス爆発?

「今回中止になったのが、名古屋3days公演の3日目とあって、こちらもチケットの売れ行きが芳しくなかった公演だった。中には埋まっていない客席を見るのが嫌だから中止にしたという、噓みたいな噂まで広まっています。ここまでライブを行なってきた浜崎が、自身の人気の低下にとうとう気付き、ショックを受けているのは間違いないようです」(音楽関係者)

 関係者の話によれば、浜崎のプライドの高さを案じて、周囲のスタッフが人気の低下を本人に伝えることはこれまでなかったという。しかし、過去にはドーム公演を即完売させてきたこともある。ツアーはライブハウス規模にまで落ち込み、しかも空席を作っている現状には、さすがの本人も感づいていることだろう。その人気低迷の現状が、少なからず本人の歌にも影響しているようだ。

 浜崎は、9月に『ミュージックステーションウルトラFES 2016』(テレビ朝日系)に出演した際も、歌唱力の劣化を指摘されていただけに、今回発表された急性気管支炎、急性咽喉頭炎の症状がこの時点で出始めていたことは明らかだろう。これらの原因として大きく挙げられるのが、ストレスだ。

「最近では、結婚・離婚などプライベートまで切り売りして話題を提供している浜崎ですが、メディアもさほど取り扱わない現状です。注目を浴びない浜崎がストレスを感じていたのは間違いありません。そのストレスが喉やメンタル面に影響していているようです」(前出・関係者)

 歌姫は再び輝くことができるのか。今後の“復活”に期待したい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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