週末の予定はこれ!話題の【ゴッホとゴーギャン展】を120%楽しむツボ (4/4ページ)
作品から紐解く二人の友情と芸術性「ゴッホとゴーギャン展」

フィンセント・ファン・ゴッホ《ゴーギャンの椅子》
Image by ゴッホとゴーギャン展(東京都美術館)
(C)Van Gogh Museum, Amsterdam(Vincent van Gogh Foundation)
今回の「ゴッホとゴーギャン展」では、偉大な画家二人の初期から晩年までの油彩画約50点を含む合計約60点を展示。それぞれの絵画表現の変化を辿りながら、彼らの芸術性にじっくりと触れられる贅沢な展覧会となっています。
一番の見どころは、二人の人生と芸術が交差した「アルルでの2ヶ月間」が垣間見える作品の数々。ゴッホが共同生活の中で描いた《ゴーギャンの椅子》は、ゴーギャン自身の姿は描かれていなくとも、彼の椅子を描くことでその存在感が感じられる貴重な「象徴的肖像画」であると言えます。

ポール・ゴーギャン《肘掛け椅子のひまわり》
Image by ゴッホとゴーギャン展(東京都美術館)
(C)Foundation E. G. Buhrle Collection, Zurich
ゴッホが亡くなった11年後にゴーギャンがタヒチで描いた《肘掛け椅子のひまわり》は、ゴーギャンが亡き友を想いながら描いた作品と言われています。
共同生活の破綻後、再会の叶わなかった二人ですが、そこにはしっかりと友情が存在していたことがこの作品から伝わってきます。
忙しい毎日の中でも、時にはゆっくり芸術に触れて感性を磨きたいもの。特に慌ただしい師走を控えた今月は、知的好奇心を満たしながらリラックスした時間を過ごすことも大切ですよ。
この週末は、二人の芸術家の秘密を探る「ゴッホとゴーギャン展」に足を運んでみてはいかがですか?
【ゴッホとゴーギャン展】
会期:2016年10月8日(土)~2016年12月18日(日)
会場:東京都美術館
公式HP:http://www.g-g2016.com/