医師から腹水貯留を疑われたら…知っておきたい腹水の症状まとめ (3/4ページ)

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そのため、食事制限など最低限のリスク軽減のみでしか対処できないと思われていましたが、最新の医療ではさまざまな治療法があるようです。

投薬療法
体内の水分が排出できなくなってしまうことが原因となる腹水では、利尿剤を服用することで排出を促す治療法が有効です。

また、アルブミン不足で腹水貯留している場合には、アルブミン製剤を投与することもあります。医師の診断のもと病状に合わせた投薬の選択をするとよいでしょう。

CART
難治性腹水を患う患者さんに行われる、腹水を抜く治療法となります。

「腹水は抜くと弱る」と言われる要因として、腹水には少なからず栄養分が入っているため一度に大量穿刺(せんし)してしまうと体力低下の恐れがある、ということが挙げられています。

しかし、CARTでは抜いた腹水を再利用して体内に戻していくのです。自分の腹水を再利用することにより体に必要な栄養分は残すことが可能となり、従来いわれていた「腹水は抜くと弱る」を覆すことができたのです。

この治療法では、腹部の圧迫感が軽減する効果があるだけでなく、患者自身の腹水を使用することで感染症のリスクを下げられることもメリットとなります。少しでも腹水の症状をやわらげるために腹水の症状をやわらげるには、生活習慣の中でできることがあります。食事制限や寝るときの体勢など、自分でできることを知っておきましょう。

食習慣の見直し
腹水の治療を開始するにあたって、場合によっては食事制限が必要となります。塩分の摂取制限、また水分の摂取制限も推奨されます。

腹水の原因になっている疾病にもよりますが、塩分の摂取目安は1日に2〜5g、水分は1日に1L以下とされています。

腹水が溜まっていることによって、吐き気や食欲不振もおこりますので、栄養不足にならないようバランスのよい食事を心がけることも大切です。特に食欲がない場合には、消化のよい食材選びを考慮しましょう。

体勢の改善
腹水が溜まっている状態では、絶対安静が基本です。
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