【プロ野球】夢の対決は幻に……。熱戦の末に敗れた広島東洋カープと黒田博樹の日本シリーズを振り返る (1/2ページ)
大熱戦となった日本シリーズは、4勝2敗で日本ハムが勝利。10年ぶりの頂点に立った。
全試合が僅差の展開となり、2度のサヨナラ劇など熱戦続きだった今シリーズと、黒田博樹の最後のマウンドを振り返ってみたい。
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■広島が連勝スタートも……
まずは今シリーズの結果をおさらいしておこう。
第1戦:広島 5対1 日本ハム(マツダスタジアム)
第2戦:広島 5対1 日本ハム(マツダスタジアム)
第3戦:日本ハム 4対3 広島(札幌ドーム)
第4戦:日本ハム 3対1 広島(札幌ドーム)
第5戦:日本ハム 5対1 広島(札幌ドーム)
第6戦:広島 4対10 日本ハム(マツダスタジアム)
第1戦、第2戦と広島の連勝スタートで始まり、このまま広島が押し切るかと思えた。しかし終わってみれば、終始落ち着いた試合運びを見せた日本ハムが第3戦から4連勝。底力を見せつけ日本一に輝いた。
■黒田博樹のための日本シリーズ
惜しくも敗れてしまったが、このシリーズの話題をさらったのは広島だった。それはシリーズ開幕前に引退を表明した黒田博樹の存在があったからに他ならない。
広島にとっては日本一という大目標もあるが、チームの大黒柱・黒田の花道を優勝で飾るという大きな使命も課せられた形となった。
黒田自身はそう思われることを「よし」としないだろうが、世間的には「黒田のための日本シリーズ」という見方が強まった感は否めない。
「広島のために身を粉にして奮闘してくれた男に日本一という最高の花道」を作ってほしい。ファンはその願いでいっぱいだった。