たけし軍団命名秘話!ラッシャー板前の「力道川」が不採用となったワケとは?

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たけし軍団命名秘話!ラッシャー板前の「力道川」が不採用となったワケとは?

 映画監督の北野武が10月25日、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章オフィシエを贈られた。そんなビートたけし率いる、たけし軍団メンバーには芸名にまつわる笑い話がいくつもある。

 よく知られるのは元衆議院議員・東国原英夫の芸名「そのまんま東」だ。実はその名は、意外な形で決められた。師匠・ビートたけしの初代付き人だったが、いつまでたっても芸名をもらえなかった若き日の東国原。ある日、思いきって「殿(たけし)、私の名前はどうなるのでしょうか?」と聞いたところ「もう、そのまんま、ヒガシでいいよ」と返答。それを、書記係のラッシャー板前が勘違いして、「そのまんま東」とメモしたことで、決定したのだ。

「それは有名な実話ですが、かくいうラッシャーさんも、たけしさんのおふざけで命名されているんですよ」

 と教えてくれたのは、テレビ情報誌の編集長。最初の芸名は、「力道川」。ご存知、昭和を代表するプロレスラー・力道山のパクリだ。ぽっちゃり体型と細い目が似ていたことから命名されたが、あまりにもド直球なので不採用になった。

 悪乗りのいちばんの被害者は、浅草キッド・玉袋筋太郎。最初の候補は「蟻の門渡哲也」と「シロマティ」が挙がった。前者は俳優の渡哲也、後者は元プロ野球選手のウォーレン・クロマティが原形。その後、今の「玉袋筋太郎」に落ちついた。“玉袋”の名は今の放送倫理でもビミョウなところ。

「NHKに出演する時は、愛称の“玉ちゃん”に変更させられています。その昔は“知恵袋賢太郎”だった時期もあって、博士と賢太郎で、逆にインテリコンビになってしまいました(笑)」(前出・テレビ誌編集長)。

 殿の破天荒さは今も昔も変わらないようだ。

(北村ともこ)

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