ビュッフェにクイズ大会……就活生が実際に体験した、ちょっと変わった説明会6選

就活スタイル

多くの若者にとって、就活で内定を勝ち取ることはとても重要な課題ですよね。中には変わった説明会で社会の洗礼を受けた人もいるようです。今回は就活を経験した社会人のみなさんに、就活生時代に体験した想像していなかったちょっと風変わりな会社説明会について聞いてみました。


Q.ちょっと変わった会社説明会を体験したことはありますか?

あった 38.4%
なかった 61.55%

割合としてはそれほど多くはありませんが、物珍しい会社説明会を経験した人もいるようです。どのような説明会だったのか、詳細を聞いてみました。

■おいしい料理をおともに

・食事をしながら社員と座談会。とても話しやすい雰囲気だったから(女性/23歳/商社・卸)
・ティーセットビュッフェ。お菓子を食べながらの会社説明会は珍しいと思ったから(女性/25歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

お互いがリラックスして話をするためには、おいしい料理が必要という会社側の配慮かもしれませんが、緊張して食事も喉を通らなかった人もいるかもしれませんね。

■コミュニケーションの一環!?

・全員でクイズ大会をやった。あめちゃんが配られた。クイズ大会は結構本気でやったのに、結果何もなかった(女性/24歳/金融・証券)
・社員と遊びに行く。実際の人柄が分かった(女性/21歳/大学生)

交流を深めるという意味では効果がありそうな説明会ですが、会社のことを理解するというより、社員同士のコミュニケーションに重点を置いているのかもしれません。

■もう逃げられない

・何も言われずにいきなり先輩社員と一対一で話をさせられた。突然の出来事で志望動機とか特にないのにめっちゃ掘り下げられた(男性/26歳/情報・IT)
・会場の入り口のドアがロックされ、説明会が終わるまで出られなかった。軽い軟禁状態だったから(男性/24歳/情報・IT)

まさかの軟禁状態で説明会を受けた人も。緊張している新人の都合は完全無視といったところでしょうか。トイレに行きたいときも、席を立つのに勇気が必要ですね。

■社長と話せるチャンス


・社長とテレビ電話。社長と会えるとは思ってなかった(女性/23歳/学校・教育関連)
・営業所見学、社長と話せる。忙しく動き回ったり、ランキングの張り紙がされているところを隠さず見せていた(女性/25歳/医薬品・化粧品)

近年では企業の規模にかかわらず、社長が自ら一人一人の社員と積極的にコミュニケーションを取ろうとすることも多いようです。またとないチャンスを生かせた人はどれくらいいるのでしょうか。

■実務さながらの説明会

・大阪会場と東京会場でテレビ会議風に繋げて説明会をする。IT企業であること、大きな会社であることを示す面白い方法だなと思ったから(女性/23歳/情報・IT)
・商品説明を実演を兼ねて拝見した。他の企業ではパンフレットなどでの軽い説明だったので(男性/23歳/建設・土木)

机上の説明だけでは意外に理解できることは少ないもの。初めから実務さながらの演習を体験すれば、すんなりと業務に移行できそうですね。

■会社内をぐるりと見学

・店舗見学ツアーです。実際に社員が働いている現場を見せてくれるところはなかなかないと思ったから(男性/28歳/運輸・倉庫)
・その会社が運営するホテルの見学。箱根の山奥にある、会員制のホテルに足を踏み入れ、またスイートルームを見学する機会など、めったにないと思ったから(女性/23歳/金融・証券)

会社もある程度の規模になってくると、自分以外の部署には立ち入ったこともないということも出てきます。屋根が離れているところがあるならなおさら、この機会にしっかり見学しておきたいですね。

会社説明会には、その会社の新人教育に対する考え方が色濃く反映されます。説明会を通して会社が求める人材を具体的にイメージし、期待に応えられるよう努力していきたいですね。

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年10月19日~2016年10月21日
調査人数:社会人男女401人(男性208人、女性193人)


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