乳搾り体験で牛が病死...ストレスが牛に与える影響と牧場の管理方法 (3/3ページ)
これらは伝染性が非常に強いため集団発生してしまうことも多く、警戒されています。
乳房炎
病原性の高い細菌や環境中にいる細菌などが乳房組織で異常増殖することにより生じます。
蹄(ひづめ)疾患
牛の蹄(ひづめ)は人間の中指と薬指の爪に相当するもので、牛の歩行運動に重要な運動器官です。蹄の手入れ不足や細菌感染、乳牛での産後ストレスなどの原因により炎症や潰瘍が起こったりして、運動障害へとなります。
第四胃変位
牛には胃が4つあり繋がっていますが、4つめの胃が何らかの原因で拡張して変位し、胃捻転の状態になってしまう疾患です。 獣医からのアドバイス牛も人間と同様に、疲れや緊張状態、温度や湿度、衛生状態など環境の快適度の低下により体にストレスがかかり病気になりやすくなります。また不特定多数の人(動物)と接触することで、なんらかの病原体への感染の機会が増えることも同様です。
ストレスのない生活を送ることが心身ともに健康でいる秘訣の1つといえるでしょう。
観光牧場や小動物を扱うペットショップなどでは動物に大きなストレスを与える可能性があり、動物愛護の観点からストレスを軽減しようとする考え方の大切さを改めて認識させられるニュースでした。
(監修:Doctors Me 獣医)