愛する人の遺灰で作ったカップでお茶を飲む。新たなる火葬の形、遺灰を食器にするサービスが誕生。 (2/3ページ)
すぐに反応があり、そのうちのひとりの女性は、聖書を引用してこんなことをすると地獄に堕ちると罵倒し、クローのことを調査すると脅してきた。
だがその一方で、クローの友人など多くの人が、愛する故人の遺灰をさまざまな陶器に混ぜて作ってくれないかと依頼してくるようになった。
新たなる火葬の形
クローはこれは特別な火葬の形だと信じ、会社を立ち上げた。
陶器に遺灰を混ぜるのは、それを使う日々の生活の中で亡くなったその人のことを思い出すひとつの方法なんだ。毎朝、コーヒーを飲みながらおばあさんのことを思い出したり、家族との夕食のときに話が盛り上がったりするかもしれないおとなひとりを火葬すると、1.8キロから2.7キロの灰ができるが、クローがこの特殊な釉薬用に必要とするのは100グラム。
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一度窯で焼けば、陶器は水分にも熱にも強くなり、食べ物や飲み物を入れても大丈夫だ。人間の遺灰の化学成分は、通常の陶芸に使う釉薬と同じ天然素材でできていると彼は説明する。
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こうした知識は、先人の知恵から発生している。ぼくたちは皆、自分たちが踏みしめている同じ土からできているというとらえ方をしているんだ。
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クローの会社は、399ドル(約41,100円)で顧客の釉薬を作り、159ドルから649ドル(約16,300円から67,000円)で、それぞれ希望の陶器を作成している。