就活を終えたからこそわかる! 内定者が送る、就活中の自分へのアドバイス

就活スタイル



これから就活を迎える学生にとって、就職活動はつらい、苦しいというマイナスなイメージをもっているという方も多いかもしれません。就活当時はそのように思うこともあるかもしれませんが、実際内定をもらい終わらせてみると、振り返るところがたくさん出てくるそうです。中には就活を終えてから、「就活生時代、あぁすればよかった」と後悔している人もいるでしょう。そこで今回は実際に就活を終わらせた先輩が、就活中の自分に言いたいアドバイスを紹介! ぜひ参考にしてみてくださいね。

●地元を意識すること

・地元に残るのも1つの選択肢だよと教えたい。いま遠方で勤務しており帰省代に非常に苦労している(男性/27歳/建設・土木)
・地元に近いところも考えるべき。遠いところもあまり気にしていなかったから(男性/27歳/団体・公益法人・官公庁)

就活をするとどうしても都心の求人情報ばかりが目に入ってきますよね。ですが地元を離れると、それなりに苦労もするようです。地元の学校に進学した人は特に考えておいたほうがいいかも。

●焦らないこと

・焦って最初に決めた譲れない軸をどんどん下へ落とすのはよくない。例えば転勤の有無など。まわりの友だちがどんどん希望を下げて、不本意な転勤や職種移動をしているのを見たから(女性/24歳/金属・鉄鋼・化学)
・焦らずに最後まで妥協しないほうがいい。まわりと比べて焦って会社を決めるよりは、もっといろいろ見たほうがいいと思ったから(女性/23歳/医療・福祉)

就活中は、まわりの学生たちの成果に影響されて一喜一憂することになりがち。入れればいいと焦って妥協した会社に入った結果、望まない人生を送ることにもなりかねません。焦りは禁物です。

●いろいろな規模の会社を見ること

・もっと中堅・大手も見たほうがいい。中小を狙えばすぐ終わると思ってたから(女性/25歳/生保・損保)
・大手を狙いすぎず、比率を決めて受験していったほうがいい。大手時期に最終面接で落ちてひどく落ち込むことがあったため。一つ内定を持っておくと気持ちの余裕がちがう(女性/26歳/団体・公益法人・官公庁)

大手の会社ばかり狙いすぎるると、気づいたときには駒がひとつもないときも。会社の規模は問わず、広い目で多くの会社を見るようにしましょう。

●求人内容を確認すること

・もっと求人内容を確認したほうがいい。土日休みのつもりが、そうではなかったので(女性/24歳/金融・証券)
・福利厚生をきちんと確認したほうがいい。やりがいなんてはじめのうちは感じれるものじゃないから、もっと自分のためになることを気にしたほうがいい。今の会社は有休も取れるし、ボーナスも出るし資格取得の支援もあるけど、他社の話を聞くと必ずしもそうではないから(女性/23歳/自動車関連)

例えば、週休二日制と完全週休二日制はちがいますよね。休日や給料、福利厚生など、自分にとって有利な条件を提示してくれる会社かどうかは納得がいくまで調べたほうがいいかも。

●業界を幅広く見ること


・もっといろんな所を見ておくべき。最初に見た今の会社にあまり考えずに決めてしまったから(男性/26歳/医療・福祉)
・もっと業界を広く見てよかった。自分の学科に関連するところばかり見ていて、自分が好きなものに関わることができる業界への理解が浅かった(女性/24歳/その他)

業界を選ぶとき、現在の学部や所有資格を活かせる業界を選びたくなりますよね。しかし、ほかの業界に目を向ければ、小さいころに夢見た仕事に巡りあうチャンスがあるかもしれません。

●妥協しないこと

・妥協しない。好きなことをしていないと続かないから(女性/24歳/食品・飲料)
・妥協はするな。最初に入った会社が微妙だったから(男性/24歳/医療・福祉)

とりあえず内定は勝ち取ったので就活にピリオドを打ったところ、入社してからもっとがんばれよと思っている人も。入社してすぐに転職しないで済むように、就活では最後まで妥協しないでいけば後悔はなさそうです。

■まとめ

いかがですか? 社会人から就活中の自分へ言いたいことはいくつかあるようですね。勤務地、勤務時間、待遇、労働組合の有無など、いろいろな点を踏まえつつ、自分にとって理想の社会人生活を送れる希望をもってのぞみましょう!

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年10月24日~2016年10月25日
調査人数:社会人男女403人(男性205人、女性198人)

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