感動体験!リスボンの国立古美術館で桃山文化の傑作、南蛮屏風に出会う (2/3ページ)

はるばるやって来たポルトガルで出会う「日本」に、鳥肌が立つような感動を覚えます。展示室には、障子など日本ならではのインテリアが取り入れられており、日本文化に対するポルトガルの敬意が感じられるようで嬉しいですね。
必見の南蛮屏風は、狩野内膳作の桃山文化の最高傑作といわれる16世紀末から17世紀の屏風絵。インドのゴアで出航準備をするキャデラック船と、それが長崎・平戸に到着した様子が対の屏風に描かれており、当時の様子を伝える貴重な資料となっています。

突然現れた「黒船」と、日本人とは似ても似つかない容貌や服装のポルトガル人を目にした当時の日本人の驚きはいかほどのものだったか。それはきっと、世界中のニュースが瞬時に飛び込んでくる現代を生きる私たちの想像を超えていたことでしょう。


当時のポルトガル人たちの服装が丹念に描き込まれているのは、それだけの新鮮さと驚きがあったからであり、狩野内膳がそれを後世に伝えるべきだと考えたからでしょうか。