3大生活習慣病「最新・都道府県別ワーストランキング」(1)短命1位は青森県 (2/2ページ)
他にも、名物煮干しだしのラーメンを朝から御飯つきで食べる「朝ラー」、赤飯や納豆に砂糖を入れるという独特な食文化を持っている。
県民性に詳しいナンバーワン戦略研究所・矢野新一所長が説明する。
「青森は日本でいちばんテレビを長く見ている運動嫌いの県でもあります。しかも、カップラーメンの消費量が1位。実際、肥満の指標になるBMI値は長崎県に次いで全国で2番目の高さになっています。さらに喫煙率も全国2位、これだけそろえば糖尿病死亡率が全国1位でも不思議ではありません」
今年2月には、「短命」を逆手に取り、朝から酒蔵巡り、市内のラーメン店をはしごするという「短命県体験ツアー」が地元有志によって企画されたほど。
医学ジャーナリストの松井宏夫氏が解説する。
「納豆に砂糖よりむしろ、朝ラーメンが問題です。ラーメンは炭水化物(糖質)のほか、汁まで飲めば1杯6~7グラムの塩分が入っています。日本では一般的に1日の食塩摂取量が10グラム(高血圧患者は6グラム)という制限があり、ラーメン1杯だけで1日の3分の2の塩分を摂取してしまうことになる。ですから、ラーメンを食べるなら汁を残す、またはタンメンなど野菜を多めに取ることが必要になります。さらに、食後は横にならず15分くらいウオーキングすることで血糖値が上がるのを抑えられます」
なかなか止められない食習慣でも、一味加えれば生活は改善されるのだ。