お世話になったら忘れずに送ろう! 上司へのお礼メールの書き方と例文

フレッシャーズ

電話や手紙にかわるツールとして普及しているメール。プライベートのみならずビジネスシーンでも多用されており、今やメールはなくてはならない存在です。パソコンやスマホなどの端末があれば誰でも簡単に送れて便利ですが、自分の気持ちを上手く伝えるのが難しい媒体でもあります。基本的には文章の内容と送信するタイミング次第で印象が変わってくるので、しっかりとポイントをおさえて、相手が気持ちよく受け取れるメールを出したい所です。そこで職場の上司に送ることの多い“お礼メール"の書き方をご紹介していきます。

◆上司にお世話になったらお礼メールを送ろう!

社会人になればとくにお世話になるのが、職場の上司ではないでしょうか。仕事の指示に打ち合わせ、ときには人生相談まで上司にお願いするなんてことも。そういったときにアナタは「お礼メール」を出していますか? 「目の前で伝えたからOK! 」ではなく、もう一度最後の締めくくりとしてお礼メールを送りましょう。そしてお礼メールで大切なのは文章です。ただ単に「ありがとうございます」だけでは気持ちは伝わりません。かといって長くなってもいけません。失礼のない言葉を選び、要点をおさえた文章を作成しましょう。また送るタイミングも大切です。遅い時間であればメールは送らず、翌日の出勤前にするなどの配慮が大切です。

◆上司へのお礼メールの書き方 食事編

上司に誘われた飲み会などの場合も必ず「お礼メール」を送りましょう。文章のポイントは食事会や飲み会にいった感想と、そのときの会話の内容を入れるとベストです。また送るタイミングは当日中が一般的ですが、飲み会などの遅い時間の場合は翌日の出勤前がベターです。

■例文
○○部長
お疲れさまです。 (自分の名前)です。
昨日の食事会ではおいしいお酒と焼き鳥をお腹一杯ご馳走になりました。 ふだんはなかなか口にできない新鮮な地鶏を頂きありがとうございました。 何より部長の貴重なお話を伺えて、私自身とても勉強になりました。
今後ともご指導賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

◆上司へのお礼メールの書き方 同行編


社会人になったばかりや新入社員の頃は、営業にあたって上司に同行していもらうことも多いです。そんなときにも感謝の気持ちを込めた「お礼メール」を上司に送るのがマナーです。

■例文
○○部長
お疲れさまです。 (自分の名前)です。
昨日は(相手先)への営業に同行していただきまして、ありがとうございました。 先方様の質問に対する言い回しなど、あらためて勉強になる点が多く為になりました。 また帰りの道中には改善ポイントなどをご教授していただき、ありがとうございました。 次回の商談ではよい結果をお伝えできるよう、日々努力していく次第です。
今後ともご指導いただけますよう、よろしくお願い致します。

◆上司へのお礼メールの例文

さまざまな「お礼メール」がありますが、逆に上司から自分にメールをもらうことがあります。そんなときにもお礼メールのお返しをするのがマナー。下の立場であればどんなやり取りのメールでも、最後は自分が締めくくりましょう。

■例文
○○部長
お疲れさまです。 (自分の名前)です。
お忙しいなかメールをいただきありがとうございます。
いつも細やかなご配慮感謝しております。
今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。

◆さいごに

さまざまなビジネスシーンで使える「お礼メール」をご紹介しました。簡単に送れるメールだからこそ、相手の受け取るタイミングを考え、心を込めてメールをしたためましょう。たったひとつのお礼メールで、アナタへの上司の信頼も変わります。またお礼メールは自分らしさを出すことも大切です。できる上司であればテンプレートで作成された文章は見抜かれます。失礼がないためにも最初はテンプレートなどを参考にしても構いませんが、将来的には自分の言葉で文章を作成できるように努力しましょう。

文・学生の窓口編集部

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