【プロ野球】山口俊がFA宣言! ベイスターズがたどった「主力選手流出」の歴史を振り返る (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■内川聖一 ~球界を代表する安打製造機が流出~

 内川聖一は2010年にFA権を獲得して、ソフトバンクに移籍した。横浜では2008年に首位打者を獲得。セ・リーグの日本人選手最高記録となる打率.378を記録した。

 この2008年の横浜打線は、前述の村田、吉村、そしてこの内川がクリーンナップを固めていたのだから破壊力は抜群だった。しかし、投壊によりチームは最下位に沈んだ……。

■今もいてくれたら、と思ってしまう選手たち

 藤田一也は2012年のシーズン中に、楽天との間に成立した内村賢介とのトレードによりDeNAを去った。藤田は、巨人から横浜にやってきた名手・仁志敏久氏に「日本一守備がうまい選手」と言わしめたほどの守備力を誇っていた。藤田の代わりにDeNAに移った内村は、今季終了後に戦力外を通告された。

 横浜の正捕手だった相川亮二は、2008年のオフにメジャー挑戦を目指したがMLB球団との交渉が不調に終わる。結局、国内のヤクルトに移籍した。2008年までの3年間は選手会長も務め、「横浜の顔」だったのだが……。

 プロ野球選手は自身の実力を信じるがゆえ、チームの低迷が続けば上位球団への移籍を希望する選手が多く現れるのは仕方がない。

 ただ筆者としては、プロ野球が子どもに夢を与えるスポーツなら、強いチームにいくより今のチームを強くしてほしいと願う。そして、三浦大輔のようにチームを象徴する選手となれば、ファンにとっては理想的なヒーローだ。

文=元井靖行(もとい・やすゆき)

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