【プロ野球】広島と日本ハムの勢いに乗るべき!? 独断で選ぶ「侍ジャパンの投手陣」はコレだ! (2/2ページ)
■マルチタイプから専門家まで網羅
続いては中継ぎに移る。
日本一になった日本ハムからは宮西が選出されているが、個人的には谷元圭介も推したい。セーブこそつかなかったが、日本一を決めた日本シリーズの第6戦で抑えを務めるなど、ユーティリティーな起用法が望める。
また谷本と同じく強化試合には選出されていないが、広島のブルペンを支えた今村猛は、2013年のWBCメンバーに選出されながらプレミア12には不調で出場できなかった。期するものがあるはずだ。
今村は日本シリーズでは6連投しながらも最終戦でホールドを挙げるなど、タフネスさは健在。歴代の侍ジャパンは、負けると「中継ぎの専門家が少ない」と決まりごとのように言われるので、先発と兼用の大瀬良よりも今村をプッシュしたい。
■左右を揃えて盤石の体制に
抑えは侍ジャパンの経験としては山崎になるが、時の勢いとして中崎翔太(広島)を入れたい。日本シリーズでやられはしたものの、シーズン1点台の防御率には特筆すべきものがある。
また調子の波を考えて左右両椀のツープラトン制も敷きたい。
右の抑え・中崎に対して左の抑えという点では、松井裕樹(楽天)がいいだろう。防御率は去年よりも悪化したが、中崎とともに「30セーブ守護神コンビ」としての活躍を期待する。
■投手陣は日本ハム&広島の連合軍で挑め!
以上のことから「俺流侍ジャパン」、本番を見据えた13名の投手はこのようになった。
【先発候補】
増井浩俊(日本ハム)、和田毅、武田翔太(ソフトバンク)、石川歩(ロッテ)、野村祐輔(広島)、菅野智之(巨人)
《右腕:5人、左腕:1人》
【中継ぎ候補】
宮西尚生、谷元圭介(日本ハム)、牧田和久(西武)、今村猛(広島)、秋吉亮(ヤクルト)
《右腕:4人、左腕:1人》
【抑え候補】
松井裕樹(楽天)、中崎翔太(広島)
《右腕:1人、左腕:1人》
投手陣だけで、日本ハムから3人、広島から3人を選出したが、これは優勝を勝ち取った2006年のWBCでは前年に優勝したロッテから5名の投手(小林宏之、清水直行、藤田宗一、薮田安彦、渡辺俊介)が選出されていたのを参考にした。
2005年に下克上を果たして日本一に上り詰めたロッテ。それと同じように今年のプロ野球の中心にいた広島と、それを下した日本ハムの力が、世界一の原動力になると考えてのものだ。
また、中継ぎには牧田を入れた。昨年のプレミア12で対峙した韓国のチョン・デヒョンを例に考えると、変則フォームのベテランは必要だろう。
今季は中継ぎとして見事に復活しただけに、その勢いをWBCにも持っていってもらいたい。
文=森田真悟(もりた・しんご)