小児版介護者手帳”「ケアラーズノート」の作成・発行をめざして! ~介護者支援NPO法人UPTREE(アップツリー)がクラウドファンディングで支援をよびかけ~ (3/5ページ)
① 介護者の現状 ②介護のやりたいこと ③介護者自分のこと ④介護者のライフサイクル 現状の可視化
⑤介護者のできることチェック ⑥子供の基本情報 ⑦子供経過 ⑧医療ケア ⑨防災マニュアル ⑩介護者のつぶやき
介護当事者が今不安に思っていることを可視化し、介護している保護者が先の見える環境を知り、同じ思いの仲間の声を聴き、コミュニティーにも参加できるようになることで、1人で抱え込まない子育て環境を増やしていくことを目指した内容です。
■ 全国約4万3,000人の重度心身障碍者への支援制度は未整備
重症心身障碍とは、重度の肢体不自由と知的障碍とが重複している状態をいいます。社会福祉法人 全国重症心身障害児(者)を守る会によれば、成年した方を含め全国で約4万3,000人と推計されています。
日本重症児福祉協会によれば、2008年時点で全国193ヵ所の専門施設や病院はほぼ満床状態で、整備の遅れが顕著となっております。また推計で約2万5,000人とされる在宅重症者のうち通園事業を利用できる方は約20パーセントと報告されています。
家族と離れて生活することがむずかしい障碍者への支援は、いわゆる“親亡き後問題”として社会福祉政策上の重要課題の1つです。厚生労働省の調査によれば、50パーセント超の障碍者が経済面を家族に依存している一方、介護する家族が亡くなったあとは生活保護で生活を支えると考える障碍者は約20パーセントにのぼっています。