あぁ美しい…。高評価から作品の多くが海外に、明治時代の絵師・小原古邨の美しき世界 (2/2ページ)
2001年にオランダのアムステルダム国立美術館で、日本人作家初となる大規模な回顧展が開催されたほど。その評価のほどが伺えます。TIMES誌に作品が掲載されたこともあったそうですよ。
残された作品の多くが海外にある現実もあってか、これまで国内では小原古邨の大きな展覧会は開催されたことがないといいます。
小原古邨の作品は写生にもとづき描かれた写実的なものが多く、全体的に色合いは落ち着いたトーン。中には動物の表情や動きの可愛さを強調した作品もあり、こういった作品もとても素敵。
作品のサイズは縦に長いものが多く、一見すると肉筆に見えるので掛け軸を眺めているかのような錯覚が生まれます。そこは彫師、摺師の技術の高さも影響しているのでしょうね。
国内では小原古邨の作品を見られる機会は少ないようですが、いつの日か海外に所蔵されている多くの作品が一挙里帰りし、作品展が開催されることを期待したいですね。
画像出典: 浮世絵検索
小原古邨日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan