増える"新型うつ病社員"、その特徴と対処法 (2/3ページ)

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また、ほんの少し上司から注意をされただけで、全人格が否定されたかのように落ち込んで、急に会社へ来なくなるというように、ほんの些細なことで傷つきやすくなってしまうのも、新型うつ病の特徴です。

「若い世代のわがままな行為」と捉えられることも多く、「新型うつ病」という言葉ができるまでは、ただの甘えや怠けと見られてきました。しかし、本人は苦しんでいることも多く、なかには自殺や自傷行為に走る人もいます。そのため、単に本人の性格的な問題と捉えるのではなく、病気として位置付けられるようになりました。「ほめる」のではなく、「認める」ことが大事新型うつ病の状態は、内心では他人や環境を責め、自分を被害者の位置に置きやすいため、扱いには慎重にならざるをえません。
かといって、腫れ物に触れるように接すると、それもまた本人の自尊心を傷つけ、悪効果になることも。

では一体、周囲はどのように対処すれば良いのでしょう。まず心がけたいのが、「認める」ということです。
ある仕事を達成したら、きちんと評価する。そして、頑張りを認める。こうした積み重ねが、相手に自信の芽を植え付け、意欲とモチベーションを育てます。

このときに注意したいのが、「ほめる」よりも「認める」ということ。
普段なら、ほめられて嬉しいと感じない人はいないと思います。でも、他人の言葉に過敏になり、悪く受け取りがちな新型うつ病の患者は、「私がほめられるなんて、何かウラがあるに違いない」と考えてしまうことも多いのです。

むやみにおだてるのではなく、行為を正しく評価することで、相手に存在意義や自分の価値を感じさせることが大事です。
また、命令口調やマイナス面を厳しく叱るような言葉は、拒絶されたと感じ、強い拒否反応を引き起こす可能性もあります。たしかに若い社員が未熟であり、それを指摘して育てることは重要なのですが、正論であればあるほど強い威力を持つのだと自覚しておく必要があります。性格の問題ではなく、病気のひとつ。
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