誤解せずに知ってほしい「てんかん」 実は身近な症状と対処法 (2/3ページ)

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単純部分発作
単純部分発作は、患者さん自身に意識があり、発作の生起から終わりまでを覚えています。

手や足、さらに顔がつっぱったり、痙攣したりする運動機能の障害の他、目の前がちかちかする、点や光が見える、耳が聞こえにくいなどの視覚や聴覚の異常があります。

また、頭痛や吐き気といった一見関係のないような症状も発作のひとつです。

複雑部分発作
複雑部分発作は、意識が徐々に遠のいていき記憶を失うような発作です。急に動作を止めぼーっとした表情になったり、手を叩く、口をモグモグ動かすなど、無意味な動を繰り返すような発作が現れます。脳の全体に起こる発作「全般発作」とは脳の全体に起こる発作を全般発作と言います。全般発作は多様な症状を呈しますが、代表的なものを挙げておきます。

強直発作
突然意識喪失し、全身の筋肉に力がぐっと入ってしまいます。そのため、呼吸停止、顔面の食いしばりや手足を伸ばしたまま固くなり、そのまま倒れることで外傷を負うこともあります。

間代発作
手足をガクガクと曲げ伸ばしするような痙攣が起こります。

強直間代発作
強直発作と間代発作が繰り返される発作です。

脱力発作
全身の筋肉の緊張が急に低下し、ガクッと力が抜けて倒れるような発作です。

欠神発作
話をしたり、何かをしているときに急に動作が止まり意識がなくなります。よく観察すると、眼球が上方を向いたり、瞼がけいれんしたりしているのですが、倒れたり大きな痙攣を起こしたりしません。

そのため周囲からは、てんかん発作だと気づかれにくく怠けているなどと誤解されやすい発作です。

ミオクローヌス
全身または、手足などの一部の筋肉が一瞬だけビクッとする発作です。瞬間的に起こり、発作が大きい場合は転倒したり、持っているものを投げとばしたりすることもあります。

てんかん重責
てんかんの発作は、突然起こるもので、時間としては数秒の場合もあれば、数分続く場合もあります。何度も繰り返されることをてんかん重責といい、あまりに大きな発作の場合は脳に重篤な障害を残すこともあります。
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