病名があてはまらない非定型精神病 気になる症状と治療方法
最近になって患者が増えているという
非定型精神病。 名前だけを見ても一体どんな病気なのかが全く想像できないので、不安を抱いているという人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな非定型精神病について詳しく説明していきます。
症状 症状は急性発症が多いです。内容としては、感情の起伏が激しく、著名な不安が起きたりする一方、多幸感が出現したりします。 また記憶の障害、困惑症状が出現し、外界に対する認知機能が低下し、健忘を示しめすこともあります。更に、幻覚・妄想などの症状も出現することがあります。
症状が出るのはおよそ3カ月間 こういった症状が出てくるのですが回復も早く、短い方で3カ月、長くても半年ほどで病前の状態にまで戻っていきます(つまり早い方なら非定型精神病と診断される頃にはもう回復していることもあります)。 回復後の状態は良好になる人が多く、人格障害などが残ることもほとんどありません。しかし再発率はかなり高く、回復後も引き続き注意が必要です。非定型精神病は再発する?非定型精神病でも、基本的には薬による治療が行われます。主に統合失調症やうつ病にも使われる「抗精神病薬」が使われますね。しかしここで、非定型精神病が3か月ほどで治ってしまうのが厄介になってきます。 本来は症状の出ない患者に抗精神病薬を使うのは大きな負担になります。 最新の薬(新世代型抗精神病薬)は副作用もかなり少なくなってきているのですが、症状が出ていない時に使用すれば、過鎮静などの副作用が出てしまうことだって考えられるのです。 先ほど紹介した通り、この非定型精神病は再発率が高め、しかも急に表れるのが特徴のため、予防することはかなり難しいでしょう。 もちろん一度治れば再発しないという人もいますし、再発しないのが一番いいのですが、完治したと思っても再発しないよう、油断せずに生活を送らなければなりません。 もし気分の浮き沈みがいつもより激しいなど、少しでも再発の兆候があれば、すぐに診察を受けるようにしましょう。非定型精神病はまだまだ研究が必要まだまだ世間的な認知度も低いですし、専門医でも非定型精神病と断定するのには時間を要するなど、厄介な点は非常に多いです。 しかしこれから研究が進めば、早期に非定型精神病と診断できる時代だって来るかもしれません。 そうすれば世間的な認知も上がり、この病気を理解してくれる方も増えてくるでしょう。今後の研究に期待ですね。 (監修:Doctors Me 医師)