性別の区別が難しい半陰陽って何? 複雑な状態や検査を医学的に解説 (3/3ページ)
・膣がふさがっている ・陰茎(ペニス)なのか陰核(クリトリス)なのかが区別がつきにくい ・尿道下裂(にょうどうかれつ)※1 ・停留睾丸(ていりゅうこうがん)※2 ・子宮が機能しない ・極端に精子が少ない ただし一概には言えません。人によって、その性分化疾患の状態が違いますし、見た目には全く症状のない場合もあります。 ※1 尿道下裂…男性の尿道口が、陰茎の先端ではなく、下面や陰嚢部、会陰部などに開いているという先天的奇形。 ※2 停留睾丸…停留精巣ともいう。睾丸が陰嚢内部まで降りてきていない状態。半陰陽が疑われた場合についてこれまで、半陰陽という状態についてご説明しましたが、自分や我が子が「半陰陽かもしれない」という場合にはどうすればいいのでしょうか。 病院での半陰陽の診断は以下のような検査が行われます。 ・染色体の性 ・性腺の性 ・内性器、外性器の性 ・合併症の検査 ・遺伝子の検査 また、治療としては主に以下の3つの要素から構成されるようです。 ・外性器の形成術 ・第二次性徴器以降のホルモン補充療法 ・合併症の治療 当事者の性自認などを考慮して、このような治療が行われます。まずは、信頼できる医師に相談するのが一番です。 先天性の病気であり、非常にデリケートな問題でもありますので、小児科、内科、内分泌科、婦人科、泌尿器科などを受診し、場合によっては専門医に診てもらうことも考えられます。半陰陽は恥ずかしがる身体ではありませんとても珍しい症例ではありますが、半陰陽は先天的な疾患です。 原因など未だ分からないことも多いですが、治療などの方法もあります。 診断を恐れて病院を受診しない人もいるようですが、合併症などがある場合もありますし、医師に相談するのが望ましいでしょう。 (監修:Doctors Me 医師)