【プロ野球】12球団ワースト盗塁数&盗塁成功率からの脱却。「梨田楽天」を救うキーマン3人衆は彼らだ! (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■森山コーチが足のスペシャリストの心得を説く

 森山コーチへの期待は、足のスペシャリストとして生きた現役生活で培った心得を若手に説くことだ。2015年は、現役だった森山コーチ自身が代走で11盗塁を決める活躍を見せた。終盤の要所でほしい1点を、足を絡めてもぎ取ることができた。

しかし、今シーズンは代走起用数そのものが2まで激減。指揮官の采配にも影響を与えた。

■歴代2位を誇る松井稼頭央の盗塁成功率

 松井稼へ期待したいことは、「精度の高さ」の伝承だ。松井が誇るNPB通算盗塁成功率82.1%は、通算300盗塁以上を記録した戦後の選手のなかでは、南海・広瀬叔功(896盗塁、成功率82.9%)に次ぐ歴代2位の数字になる。

 一般的に足に衰えが見られても不思議ではない30代半ば過ぎで楽天に移籍した松井稼だが、移籍後は逆に86.2%と成功率を上げている。どのようにして高い成功率を維持し続けているのか。その秘伝の技を受け継ぐ若手の出現が待ち望まれる。

■話題を呼んだ聖澤からオコエへのSNS公開授業

 そして、聖澤に期待したい役割は先生役になること。NPB史上74人目の通算200盗塁まで残り6盗塁に迫る聖澤には、盗塁の秘訣もさることながら、相手投手のクセを研究することの大切さ、観察眼の重要性を教えてほしい。

 すでに9月17日、聖澤先生による「学生オコエ瑠偉君」へのSNS公開授業が実施された。ファンが見守るなか、左投手の牽制球に関するQ&AがInstagramで交わされ、話題を呼んだ。

 3人合わせて604盗塁を記録した先達3人衆の経験が、次世代の犬鷲戦士へ無事継承されれば、来季は足を生かした場面も多くなるはずだ。

柴川友次
信州在住。郷里の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える、楽天応援の野球ブロガー。各種記録や指標等で楽天の魅力や特徴、現在地を定点観測するブログを2009年から運営の傍ら、有料メルマガやネットメディアにも寄稿。
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