文系学部で学んだことを生かしたい! 文系に人気の職業は?

大学にはさまざまな学部学科があり、就職する際にはその学部で学んだことや、特徴を生かせる職業を目指すという人も多いですよね。例えば工業系の学部の場合は、ゼネコンなど、建設系の職業に就くことが多く見られます。では、文系の学部ではどんな職業が人気なのでしょうか。今回は文系の学生に人気の高い職業をまとめてみました。
■教育・福祉・金融系の職業は文系が多い!?
文系の学部は経済学部、経営学部、法学部、社会学部といった社会科学系の学部、また文学部や教育学部、文化学部、哲学部などの人文科学系の学部が一般的です。こうした文系の学部生に人気の職業が、
・弁護士(法学部に多い)
・銀行(経済学部、経営学部に多い)
・保険(経済学部に多い)
・証券(経済学部に多い)
・福祉(学部問わず多い)
・商社(社会科学系の学部に多い)
・公務員(学部問わず多い)
といったもの。法学部は弁護士や公務員を目指す人が多く、経済学部で経済や経営をしっかり学んだ人は銀行員を目指すというパターンが多く見られます。また商社への入社を目指す人も多いですね。その他、文系学部の特徴として、「学部にあまり関係ない仕事に就く」という人が多いことも挙げられます。
■文系の学部に人気の企業は……やはり大手銀行?
文系の学部から入ることの多い職業は上記のとおりですが、次は「企業」に焦点を当ててみました。
今回は、毎年多くの有名企業に卒業生を送り込んでいる早稲田大学の就職先のデータから、政治経済学部や法学部、また商学部といった文系の学部からどこに就職している人が多いのかを調べてみました。
この2015年度の卒業生の就職先について、特に就職者人数が多かったのが、
●三井住友銀行
●みずほフィナンシャルグループ
●東京都職員I類
の3つ。各118人が就職しています。上二つは「普通銀行」、そして東京都職員は「地方公務員」に分類されます。普通銀行2社には、「政治経済学部」と「商学部」からが特に多く、「みずほフィナンシャルグループ」へは政治経済学部が23人、商学部は29人が入社しています。「東京都職員I類」は政治経済学部から20人、法学部から27人となっています。これらの次に就職人数が多いのも『三菱東京UFJ銀行』で、やはり銀行は人気。銀行や公務員は、社会学部や文学部からも複数人が就職しており、文系の学部全般から人気があるといえますね。
文系の学部で取得できる資格が、就職に有利に働く場合もあります。文系の学部では、
・教員免許
・司書
・学芸員
・公認会計士
・司法書士
・行政書士
などが在学中に取得できる資格として挙げられます。この中では公認会計士、司法書士、行政書士は昨今一般企業でも需要が高まっており、就職に有利になるケースがあります。また取得することで、転職などでも役立ちます。もし取得できる学部に進んだのならば、就職活動を始めるまでに取得しておくのが理想ですね。
文系の学部に特に人気のある就職先は「銀行」と「地方公務員」のようでした。就活でどのような業界・企業を選ぶか迷っている文系学部の大学生のみなさんは、今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
引用元:早稲田大学キャリアセンター「2015年度 早稲田大学進路状況」
https://www.waseda.jp/inst/career/assets/uploads/2016/08/2015careerdata.pdf
(中田ボンベ@dcp)