ベンチャー企業ってそもそも何? ベンチャー企業に向いている人・向かない人の特徴

フレッシャーズ

新聞やマスコミでも耳にすることの多い「ベンチャー」という言葉。できたばかりのベンチャー企業が上場した際など、何かと世間を騒がせますよね。しかし「ベンチャー企業」の正確な意味を理解している人は少ないのが現状ではないでしょうか。そこで今回は知っておきたい「ベンチャー企業」の定義や意味をご紹介していきます。またベンチャー企業で働くメリットや転職に向いている人のポイントも併せてご紹介。これを見ればアナタもベンチャー企業に入りたくなるかもしれませんよ。

◆そもそも「ベンチャー企業」の定義とは?

「ベンチャー企業」という概念には決まった定義はありません。しかしその意味からイメージを掴み取ることができます。まず“ベンチャー"ですが訳すと冒険的なという意味です。そこから大手企業では手が出せない冒険的で革新的な事業を立ち上げる企業や、創造的な事業を指すようになりました。また過去には国内で3度のベンチャーブームがありました。ベンチャー企業の創業が活発になった1970年代にはじまり、1980年代にはテクノロジーの進化に伴ったソフトバンクといった企業や、旅行業界に一石を投じたエイチ・アイ・エスなどが創業です。そして1990年代からは政府が主導し、ベンチャー企業をサポートする制度が取り入れられました。

◆ベンチャー企業で働くメリット

冒険的で創造的な事業を起こす「ベンチャー企業」というと聞こえはよいですが、その会社にどういったメリットがあるかを考える必要があります。ベンチャー企業は大手企業に比べて規模が小さいため、将来にわたって安定を求める人には向かないかもしれません。またマニュアルや仕事の指示書なども少なく、自分で仕事を生み出せる人でないと厳しいかもしれません。しかし仕事にやりがいを感じたい人にはメリットがあり、努力して企業が成長すれば給与も一気に増える可能性があります。よってベンチャー企業というのはデメリットとメリットが極端ですが、安定よりも成長に重点を置く人にはメリットが多い企業です。

◆ベンチャーに向いてる人ってどんな人?


メリットとデメリットが両極端な「ベンチャー企業」、どういった人が向いているのでしょうか。まずベンチャー企業に入社する上で大切なことは“成長意欲が高い"といった心構えです。ということは、ベンチャー企業に向いている人は何事にも前向きであり、自ら進んで成長する姿勢を持っていることが大切です。また決められた仕事だけではなく、新たな仕事を自ら生み出す人に向いています。なので将来起業するプランを考えている人にはピッタリの企業です。

◆ベンチャー転職という選択肢

自身の成長と企業の成長が望めるベンチャー企業ですが、そこに魅力を感じたら転職という選択もときにはよいのではないでしょうか。しかし成長する可能性がある分、大手企業に比べて安定感はありません。よって転職を考える際には、資本金や売上といった目に見える部分だけではなく、その企業がどういったビジョンをもっているかを明確に見極めることが大切です。また自分の将来の目標と照らし合わせて、自身の能力向上が見込めるかを考えて転職先を決めましょう。

◆さいごに

ベンチャー企業の定義や魅力、そして働くメリットなどをご紹介しました。まだまだ欧米に比べると遅れているとはいえ、ベンチャー企業は日本でも活発化しています。またベンチャー企業と聞くと小さな会社や零細企業をイメージしますが、近年では上場を果たすベンチャー企業が増えています。安定を求める人には向いていないかもしれませんが、頑張ることが好きな人や常に向上心がある人にとっては魅力的な企業です。もし平凡な日常ではなく成長を望むなら、魅力的なベンチャー企業という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

文・学生の窓口編集部

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