殺人ロボットの開発は来てるところまで来ている。もはや制御不能(米研究) (2/4ページ)

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 「人類はロボットよりも優れた意思決定を行えるのか? もしそうでないのなら、人間とロボットを分けるものは何か? ロボットとは何か、ロボットは何をするものなのかを定義するなら、現在の文化や社会で暮らす人間に対してロボットが意味することも定義しなければなりません」

 「これまで人類は戦場で引き金を引く代理人を利用してきましたが、この代理人がロボットになった場合は一体どうなるのでしょうか? それは非常に複雑なことであり、私たちには特定の決定が特定の状況で下された理由を突き止めることすらできません」

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 彼は機械に倫理感をプログラムすることが鍵になると主張する。

 だがソフトウェアや倫理システムが特定のルールに則って機能するとはどういうことだろうか? また入力される倫理感は誰のものを採用すればいいのだろうか? 例えば、無人自動車は交通法規に従って、走行、停止、右左折といった行動をとるだろう。

 だが自動兵器ならば敵と味方の区別を行わねばならない。そして、さらに重要なことに、例えば敵が降伏したようなケースで、敵であっても攻撃してはならないこともある。あるいは兵士と民間人、人間と機械、生存者と死者の区別も必要であり、これをロボット任せにすることはできない。

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 カルッピ氏は殺人ロボットについて二つの要素を解きほぐす必要があると話す。つまり何が技術的に可能であるかではなく、技術の発展を推進するイデオロギー的、文化的、政治的な動機について焦点を当てるべきだというのだ。

 この発言は、レヴァーヒューム未来知能センター(Leverhulme Centre for the Future of Intelligence)の設立を記念するケンブリッジの講演でなされたものだ。
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