コリンエステラーゼ(ChE)とは? 検査結果から考えられる疾病 (1/3ページ)
血液検査の項目の一つである
コリンエステラーゼ(ChE)。 あまり聞き慣れない言葉ですが、この検査値が異常であった場合、肝臓に関わる重要な疾患が隠されている可能性があります。 今回は、検査値が低い場合と高い場合に、それぞれ考えられる病気やそれに対する治療法、コリンエステラーゼを正常値に保つ方法などを具体的にご紹介していきます。
アセチルコリンエステラーゼ AChEと表記され、別名「真正コリンエステラーゼ」とも呼ばれます。神経組織や赤血球、筋肉組織に存在し、神経伝達に関係する働きをするアセチルコリンを、コリンと酢酸に分解する働きをします。
ブチリルコリンエステラーゼ BuChEと表記され、別名「偽コリンエステラーゼ」とも呼ばれます。肝臓、血清などに存在し、血液検査などで測定するコリンエステラーゼとは、主にブリチルコリンエステラーゼのことを指します。 コリンエステラーゼの基準値は、男性が240~486U/L、女性が201~421U/Lとされています。 健康診断の血液検査などで、この基準値よりも検査値が低かったり高い場合、その多くは肝臓に何らかのトラブルが起こっている可能性を示唆しています。コリンエステラーゼ(ChE)の数値が高い場合に疑われる疾病コリンエステラーゼの検査値が高い場合に疑われる疾病は以下のとおりです。
疑われる疾病 ・脂肪肝 ・糖尿病 ・ネフローゼ症候群 ・アルコール中毒 これらに共通する治療法は、食事療法が中心となります。肝臓に負担をかけないことが重要とされ、注意するポイントとしては以下の項目があります。