稼ぎは数億円にも?ピコ太郎が「PPAP」で手にする巨額報酬 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■動画配信の新たな収益モデルを確立?

 先日は大統領選を勝ち抜いたドナルド・トランプ(70)の孫娘アラベラ・ローズちゃんがPPAPを歌う動画が流れ、これまでに53万回以上再生された。もはやアメリカ大統領家族にまでその存在が知れ渡った形になる。

 ただし、音楽業界的には大きな功績を残したとも言える。

「ピコ太郎は動画配信の収益モデルで新たな成功パターンを打ち立てた。PPAPをたとえばローズちゃんのような第三者がマネして配信し、そこでPVを稼ぎ広告表示がなされた場合、収益の分配は従来ですと考案者であるピコ太郎には還元されなかった。ところが、YouTube側が動画を解析し、権利保有者が誰であるか把握する技術が導入され、『踊ってみた』『歌ってみた』系のサイトでもきちんと利益がもたらされる仕組みになっているのです。ピコ太郎が手にする報酬は、数億円にも及ぶかもしれないですね」(前出・週刊誌記者)

 これが今まさに彼のピークなのか、さらなる飛躍を遂げるかは本人もわかっていないのではないだろうか。いずれにしても来年の年末にまだ彼が頑張っていることを祈りたい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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