胎児に危険な妊婦さんの飲酒 気がつきにくい妊娠初期は注意! (2/3ページ)
また、これらの障害に軽症のものを含めて「胎児性アルコールスペクトラム障害」と総称します。妊娠中の飲酒はいつからダメなのか妊娠の超初期などでは、妊娠していることに気がつかないまま、飲酒や喫煙をしてしまった…ということがあります。後日妊娠していることが発覚し青ざめた、という経験がある人もいるでしょう。 妊娠超初期は生理が遅れているだけだと思っていたり、生理予定日前だったりすることで、気がつないことも多々あります。では妊娠中はいつから飲酒の影響が出るのでしょうか。 妊娠中の飲酒は、胎盤をアルコールが通ってしまうことによって影響が出てきます。ですので、胎盤が完成するまでにはその影響は少ないとも言われています。
妊娠初期 ですが妊娠初期のうち、特に2カ月目くらいにあたる頃は「絶対過敏期」と呼ばれ、胎児の脳や各器官が作られる時期です。 この時期には飲酒が胎児に影響すると言われています。特に大量飲酒である場合には流産や胎児の先天的異常などの危険性があるようです。
妊娠中期~後期 胎盤が完成する妊娠中期以降はもちろんアルコールが胎児に届いてしまうので、胎児性アルコール症候群などの良くない影響があります。妊娠中の飲酒量について胎児に影響が出る飲酒量については、未だはっきりとはわかっていません。 ですが厚生労働省の発表資料によりますと、胎児性アルコール症候群は、1日に純アルコール(エタノール換算)60ml以上の摂取で高頻度の発症が見られるそうです。 これはビール中瓶2.5本、清酒2合、ウィスキーダブル2.5杯、ワイングラス4杯程度の量です。 少量の飲酒でも可能性は低くとも安全性は証明されていません。リスクを少しでも考えるならば、やはり飲酒はしない方がいいでしょう。 胎児性アルコール症候群は飲酒をしなければ100%の確率で予防できるのです。後悔のないようによく考えましょう。妊娠中に飲酒してしまったら妊娠初期から影響があると聞いて不安になってしまった方もいるのではないでしょうか。 確かにアルコールの影響を全否定はできません。しかし妊娠初期には一般的にはまだそこまで影響があるとは言われていません。 また必ずしも流産を引き起こすわけでもありません。