「劣等感」「優越感」友達の内定先を聞いて感じたのはどっち? 就活生のリアルな本音は

就活スタイル



就職活動は大学受験以来の友達や仲間との競争的な要素がありますよね。友達が先に内定が決まると焦ってしまったり、劣等感が芽生えたり……。逆に自分が優越感を感じることも。気持ちの浮き沈みが激しくなりがちなのが就活なのかもしれません。今回は内定を獲得済みの大学生に、友達の内定先を聞いて劣等感や優越感を感じたかどうかについて聞いてみました。



■友達の内定先を聞いてどちらの気持ちを感じましたか?

劣等感を感じた 131人(51.2%)
優越感を感じた 125人(48.8%)

大体半々の回答結果となりました。それぞれ自信があったりなかったりと性格で差が出るのかもしれませんね。では、それぞれの理由についても聞いていますのでご紹介しましょう。

■劣等感を感じた理由を教えてください
●企業規模で

・自分は中堅、友達は大手企業(女性/21歳/大学4年生)
・有名企業に内定をもらっていたから(女性/23歳/大学4年生)
・名の通った企業に内定したと聞くと自分が見劣りするから(男性/23歳/大学4年生)
・花形企業に内定をもらった人に対して自分を比較して劣等感を感じるから(男性/23歳/大学4年生)

●自分が落ちたところに友達が……

・自分がエントリーした企業に友達が内定をもらっていたから(男性/22歳/大学4年生)
・自分が落ちたところに友達が受かっていたから(女性/23歳/大学院生)
・親友の内定先は私が書類審査で落ちた企業(女性/22歳/大学4年生)
・自分が第一志望の企業に友達が通っていたから(女性/23歳/大学4年生)

●その他

・好きな仕事で選んだが、給料や名の知れた企業だとうらやましく感じる(男性/23歳/大学院生)
・どうして自分だけ内定できない……という気持ちになったから(男性/22歳/大学4年生)
・結局顔採用だなと思った(女性/21歳/大学4年生)
・公務員より大手企業の方がなぜかすごいと言われたから(女性/22歳/大学4年生)

■優越感を感じた理由を教えてください

●自分の会社の知名度が上


・内定先は一番大手で有名だから(女性/21歳/大学4年生)
・自分は大手企業に内定もらったから(女性/22歳/大学4年生)
・大企業だし有名企業だから(男生/22歳/大学4年生)
・大手有名企業内定を一番にもらったから(男性/22歳/大学4年生)

●福利厚生や給与で

・福利厚生がとても良いと思ったから(男性/24歳/大学4年生)
・福利厚生の充実度は優越感に浸れる(男性/22歳/大学4年生)
・給与が友達よりよかったから(女性/22歳/大学4年生)
・給料がよく転勤もないなど自分にとって一番いいところを選択できたから(女性/21歳/大学4年生)

●その他

・志望人数の倍率が高かった会社に内定をもらったから(女性/21歳/大学4年生)
・いい企業にめぐり合ったと思っているから(女性/22歳/大学4年生)
・優越感というより安心感を感じた(男性/24歳/大学院生)
・他の人より自分の方ががんばったという自信があるから(男性/24歳/大学院生)

自分が納得して内定先を決めたはずなのに、いざ友達の話を聞くと「本当にここでよかったのかな」と不安になることも。まわりの人とつい比較してしまい、劣等感を感じたという人もいるでしょう。自分は自分、他人は他人と割り切れる強い心が必要になるかもしれません。

いかがでしたか? つい他の人と比較しがちになってしまう就活。もしまわりの友達に自慢のような話をされても気にせず、流すようにするのが一番いいかもしれません。実際に働くことになるのはあなた、納得のいく就活ができるように最後まで応援しています。

文●ロックスター

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年11月
調査人数:内定をもらった大学生男女256人(男性104人、女性152人)

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