面接でESに書いた特技を「実際にやってみて」と言われた就活生は約1割! 「手品を披露」
■特技の欄に書いた内容を面接の際に「やってみて」といわれた経験はありますか?
ある 14人( 5.6%)
ない 235人(94.4%)
「ない」が圧倒的多勢を占めたものの、「ある」という人も5%はいるようです。実際にどのような特技を披露したのか気になりますよね。話を聞いてみましょう。
■ある
●持ち芸を披露した
・モノマネが得意と書いたらやってほしいと言われた(女性/22歳/大学4年生)
・文字を書く(女性/21歳/大学4年生)
・手品をすることを特技と書いてたら、面接官の持ち物を消して違う色にするマジックをやった(女性/23歳/大学院生)
・韓国語を話してと言われた(女性/20歳/短大・専門学校生)
●意外な質問
・「人の名前と顔を覚えること」と書いたら、二次面接の時に「一次面接の人事の名前覚えている?」といわれた(女性/22歳/大学4年生)
・長所に人を笑顔にする力と書いたため「具体的にどのように笑顔にしますか?」と聞かれた(女性/23歳/大学院生)
・人を笑わせることと書いて、実際のエピソードを聞かれた(女性/22歳/大学4年生)
■ない
●言われなかった
・落ちそうなものをキャッチすることが得意と書いたが面接で実践したことはない(女性/23歳/大学4年生)
・あまりESに触れられなかった(男性/22歳/短大・専門学校生)
・そこまでめずらしい特技ではなかったから(男性/23歳/大学4年生)
●実践できる特技じゃない
・論文の内容をやってみてといわれても無理がありそう(女性/24歳/大学院生)
・楽器演奏が趣味だが、面接は身一つだったから(男性/23歳/大学院生)
・バイオリン演奏は楽器がないとできなかったから(女性/22歳/大学4年生)
・趣味が野球だったのでエピソードを話すだけだった(男性/24歳/大学院生)
●自分以外もなかったと言っていた
・やらされている人も見たことがない(女性/26歳/大学4年生)
・面接する人数も多かったためか、そのようなことを言われたことはなかった(男性/22歳/大学4年生)
・友達もなかったといっていた(女性/24歳/その他)
・普通はないと思う(女性/21歳/大学4年生)
「ない」派の意見で多かったのが、その場で実践できる特技じゃなかったからという意見。たしかになにかモノがないと実践できない特技は披露するのは難しいもの。エピソードだけ話して終わったという人がほとんどでした。
いかがでしたか? 「やってみて」と言われることは少なそうですが、「特技」について深く掘り下げて聞かれることはよくありそう。何で得意なのか、その特技をはじめたきっかけなど……どんなことを聞かれても回答できるように事前に準備しておくことは大切かもしれません。
文●ロックスター小島
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年11月
調査人数:内定をもらった大学生男女249人(男性99人、女性150人)