東北への”お見舞い”まで不評?藤原紀香の揺るがぬ炎上体質

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Photo by ai3310X
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 女優の藤原紀香(45)が11月22日、震度5弱の地震と津波を観測した福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震による被害を心配し、自身のブログ『藤原紀香  氣愛と喜愛で ノリノリノリカ』で「心よりお見舞い申し上げます」とメッセージを送った。本来なら取り立てて発言に問題があるわけではないはずだが、なぜかネット上で批判が集中する事態になっている。その原因はまたも「余計な一言」にあったようだ。

■お見舞いメッセージなのになぜ炎上?

 紀香は最初に「朝からかなり激しい揺れが。東北の皆様、大丈夫でしたでしょうか。続々情報が入り、けがをされた方 警報は解除されたとはいえ、沿岸の方々はどれほど不安でしょう……」と現地の人々を慮り、さらに「これからどんどん東北は寒くなります。被害に遭われた方、怪我をされた方、今も不安な気持ちで辛い状況の皆様方に、心よりお見舞い申し上げます」と綴った。

 続けて最後は「今週25日は主人の歌舞伎舞踊公演の舞台で宮城県仙台市へ帯同します。今後大きな余震などなく宮城の公演に来てくださる皆様が心より楽しんでいただけますように」と締めくくり、夫で歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)の仙台公演に言及。

 これが「余計な一言」になってしまったらしく、ネット上では「最後、結局は愛之助の宣伝か」「お見舞いだけなら良いのに、さらっと旦那の宣伝するなよ」「災害を利用して何やってんだ」「ブログがニュースに取り上げられると分かってて宣伝入れてそう」「私たちが東北に行く時は大丈夫かしら? って思ってそうだな」といった批判が大量に発生した。

「宣伝の問題だけでなく『上から目線で不快』『いつも思うけど紀香は何の立場でコメントしてるわけ?』「こんなに気遣いの出来る私を見て! 見て! というアピールにしか思えない』といった非難の声もあり、紀香の発言スタンス自体が再び猛批判を呼び込んでしまった感がある。現地の人々に寄り添った言葉を発信したつもりが、なぜか炎上騒動に発展してしまっているのですから天然の“炎上体質”なのでしょう」(芸能ライター)

■嵐にネタにされる扱いも…「大女優」の立場崩さず

 紀香は今年4月に熊本地震が発生した際にも「どうかこれ以上、被害が広がりませんように。そして火の国の神様、どうかどうか もうやめてください。お願いします」などとブログに綴ったが、これに「まるで神様が熊本の人々に罰を与えているといわんばかり」「熊本人に対して失礼すぎる」などと批判が殺到。のちにブログ記事を削除するという炎上騒動となっていた。

 前回の反省もあって今回は「当たり障りのないメッセージ」にしたようだが、それでも夫の宣伝という「余計な一言」で炎上しているのだから処置ナシである。

「愛之助との結婚は『略奪婚』と騒がれたこともあって紀香のイメージは悪化の一途。さらに自身のブログで科学的根拠が確認されていない『水素水』にハマっていると明かし、結婚式の引き出物として『水素水生成機』を出席者に配ったりと広告塔のようになっていることも印象を悪くしています。そんな彼女が余計な発言をすれば批判が巻き起こるのは必至。念願の『梨園の妻』にもなったことですし、本来であれば目立たぬように細心の注意を払って発言すべきでしょうが、それができない性分でもあるのでしょう」(前出・芸能ライター)

 嵐のメンバーが出演する『VS嵐』(フジテレビ系)の17日放送回で、水素水を飲んでいることを明かした松本潤(33)に「藤原紀香と同じじゃん」と櫻井翔(34)がツッコミを入れ、松本が崩れ落ちるシーンがあった。もはや紀香の扱いは世間のみならず業界内でも「芸人枠」レベルとなっている証拠といえるが、本人は「大女優」の立場で発言するスタンスを崩しておらず、それも炎上が起きやすい要因になっている。紀香には同情すべき点もあるが、今後も“炎上女王”としてのポジションは揺るがなさそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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