乳がんを正確に調べる細胞診 結果でわかる各評価の見方とは? (2/3ページ)
1. 正常(良性) 2. ほぼ正常(良性) 3. 良性・悪性の判断が難しい 4. がん細胞に近い(悪性) 5. 高い確率でがん細胞である(悪性) 1~4までは確実にがんとは言えない状態です。5に関しては、ほぼがん細胞だと言えます。各評価で注意しておきたいこと細胞診の結果の各評価において、注意しておきたいことがあります。
評価1~2 良性と診断されたからと言って、安心してはいけません。私たちの体には良性の腫瘍(しこり)も存在します。いくら良性の腫瘍と言えど、大きくなっていくのは問題があります。 また、画像診断よりも正確な診断ができる細胞診と言っても100%がん細胞を見つけられるわけではありません。 細胞を採取した際、がん細胞が採取できなかった場合も考えられます。可能な限り定期的に診断を受けるのがいいでしょう。
評価3 良性か悪性の判断がつかない評価3の場合、再検査が行われることが多いです。また何度検査をしても評価が3の場合、組織診である針生検・外科生検が計画されることがあります。
評価4 悪性ではあるが、条件が揃っていないときや乳がんではない可能性も考えらえるときは評価4になります。評価4と診断されて乳房を詳しく調べたところ、がん細胞が発見されなかったというケースもあります。 評価4と診断された場合は、慌てずに次の判断をした方がいいでしょう。あくまで乳がんの疑いがあるだけで乳がんでない場合もあることを覚えておいてください。
評価5 画像診断を含め、細胞診でも評価5と診断された場合、高い確率で乳がんである場合が多いです。専門医としっかり治療計画を立てるようにしましょう。最終判断は組織診前述した穿刺吸引細胞診や分泌物細胞診を行っても乳がんの判別が難しい場合は組織診を行います。組織診は主に3つあります。
針生検 細胞診で使用する注射針よりも太い針を使用し、乳房のしこりがある部分に針を刺します。細胞診よりも多くの組織量を採取することができます。また針が太いため、針生検では局所麻酔をします。
マンモトーム生検 マンモトーム生検では針生検よりもさらに太い針を使用します。そのため針生検と同様に局所麻酔を行います。