【ほっこり】3輪自転車を盗まれたおじいちゃんに新品を! 地域住民がクラウドファンディングで資金を募集 (1/2ページ)
米ソルトレイクシティ周辺で空のアルミ缶を収集して生計を立てている、ドン・シルビーノさん(90)。彼の唯一の移動手段は3輪自転車だったが、先日誰かがその自転車に飛び乗り、走り去ってしまったという。シルビーノさんはどうすることもできず、ただ呆然とそれを見つめるしかなかった。しかし、そんな1人のひどい行いが地域の人たちの善意を導いたのだ。
シルビーノさんは3輪自転車に乗ってソルトレイクシティの歩道を行ったり来たりしていることで有名だ。英語があまりうまく話せないが、地域住民のジョージ・フィエロさんが「わずか1ドル稼ぐためだけに、彼は3輪自転車に乗ってアルミ缶を拾っているんだ」と説明するように、シルビーノさんの手がこれまでの勤勉さを物語っている。
それは、11月12日土曜日の午後のこと。シルビーノさんはジョーダン公園近くでその自転車に乗っていたという。
「ドン・シルビーノさんはアルミ缶を探すためにゴミ箱を覗いていた」とフィエロさんは語る。
しかし、シルビーノさんが目を離した隙に、誰かがその自転車を盗んでしまった。本人曰く、一人の女性が唯一の移動手段であるその自転車に乗り、走り去るのを見たという。
「生活のために1ドルを稼ごうとしている人に、そんなひどい仕打ちをする人がいるなんて信じられなかったよ」とフィエロさんは語っている。
シルビーノさんは気落ちし、3輪自転車なしでこれからどうしたらよいか、途方に暮れたという。
ジョージ・フィエロさんは、警察がその自転車を見つけるのをただ待つだけではなく、何か彼の助けになることをしたかった。そこで、もっとたくさんの人たちに一緒に探してもらえるよう願って、自身のフェイスブックページにこの話を投稿。その後、その投稿がシェアされてどんどん広がり、シルビーノさんの話は会ったこともない何百という人たちの心を打った。
「なんとか自立しようとしている90歳の人がいて、その人が自立のために使っている大事な物を取り上げるなんて、心が痛むよ」とフィエロさんの投稿に心を打たれたジョージ・ロブレスさんは語っている。