高脂血症の原因や予防法 自覚症状がほとんどないって本当? (2/3ページ)
ただし、LDLコレステロールがかりに140mg/dL未満であっても、120~139mg/dLの間は「境界域」と呼ばれており、その場合に高血圧や糖尿病などの動脈硬化を引き起こす危険因子を併せ持っている場合などは、治療の必要性が高くなります。 また、最近ではLDLコレステロールとHDLコレステロールとの割合も重視されていて、LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値の数値が2.5以上だと、動脈硬化のリスクが高まるとされています。高脂血症の原因にはどのようなものがありますか? 
遺伝 高脂血症の中には「家族性高コレステロール血症」と呼ばれるものがあって、もともと遺伝的にLDL受容体が欠損していたり機能に異常があるために発症すると言われています。 肝臓に存在しているLDL受容体は、血液中の悪玉コレステロールを引き込む働きをしてくれています。そのためLDL受容体に異常があると血中LDLコレステロール濃度が高くなります そのほかにも、「家族性III型高脂血症」といって、遺伝的にコレステロールとトリグリセライド(中性脂肪)が高くなるタイプの高脂血症もあります。
食生活 高脂血症に限らず、全ての生活習慣病に言えることですが、欧米化した食習慣(たんぱく質や脂質、カロリーの高いものの摂りすぎ)によって、高脂血症になるリスクが高まるとされています。
運動不足 運動不足は単に普段から運動をする習慣がないことのみを言う訳ではなく、日常生活においてもエレベーターを使ったり車を使ったりと、体を動かす機会がすくないことを言います。 日本人は40年前と比べると、日常動作で体を使う割合が60%にまで減少しているということです。お風呂は指一本で沸かせますし、トイレは洋式、家電にはエアコンで、動く必要がなくなってきている訳ですね。