アドレナリンの効果や副作用 火事場の馬鹿力で発揮するってホント? (2/2ページ)
また、スポーツを極めていくと一瞬相手の動きがスローに感じたというセリフを聞いたことがあると思います。実はこの状態もアドレナリンにより極限の集中状態が生み出されたものなのです。アドレナリンの副作用アドレナリンが出ることによる副作用というのは、特別あるということはありません。ですが、ある意味作用が副作用となることがあるのです。 それは、アドレナリンの過剰供給によるものです。通常のアドレナリンが出る程度であれば、人体に特別影響を与えません。 しかし、アドレナリンが過剰に供給されてしまうと、必要以上に血圧が上昇し、心拍数が増加してしまいます。 一定濃度であれば様々な恩恵をもたらしてくれるものではありますが、多すぎると逆に体を壊してしまいます。 ここまで説明するとあまりアドレナリンを出しすぎると危険なのではないかと不安になってしまいますが、実際のところはそこまで心配する必要はありません。 アドレナリンについて、100年以上研究され続けていますが、アドレナリンにより重篤な症状に陥ったという報告はされていません。意図的にアドレナリンを出す方法アドレナリンというのは、興奮状態に陥ったときに多く分泌されます。いわゆる「火事場の馬鹿力」というのがこの状態です。 「火事場の馬鹿力」というのは、いざというときに普段出すことができる力以上の力を出すものです。この力を思い通りに操ることができればいいと思いますよね。 現状、興奮剤などを注射して火事場の馬鹿力のような状態を引き起こすことは可能となっております。ですが、これは現実的な方法ではありませんし、スポーツにおいてはドーピングになってしまいます。 それでは、意味がありません。 手軽にアドレナリンが出ている状態に持っていくためには、「思い込み」という方法があります。極端な話を言えば、「この試合で負けたら人生おしまいだ。」というように、自分を追い込むことです。 あまり現実的でない追い込みは効果がありませんが、「おやつ抜き」などの手軽な追い込みが意外に効果的になるのです。ノルアドレナリンは何が違う? アドレナリンと同じような言葉で、ノルアドレナリンという言葉を聞いたことがありますか? こちらも人間の神経に作用する物質です。 アドレナリンと同様に血圧を上昇させたり、血流を増やす効果があります。アドレナリンに近い物質といえます。 一つ違うこととしては、覚醒効果があるということです。やる気や意欲を増幅させる効果があり、抗うつ剤として医薬品として私たちの生活に溶け込んでいるのです。アドレナリンとうまく付き合おう今回はアドレナリンについてや、アドレナリンが出ることによる作用、副作用についてご紹介させていただきました。 アドレナリンが出すぎることによる血圧の上昇が考えられますが、今のところ重篤な状態に陥ったという報告はありません。 適度にアドレナリンと付き合っていきましょう。 (監修:Doctors Me 医師)