究極の自分探し? 就活を通して「やりたいことが見つかった」人は約8割!

就活スタイル

就活を始めるまでの間に、自分のやりたいことが明確に見つけられていないと、いざ就活を始めたときに苦労してしまうこともありますよね。でも、どんなことをやってみたいのか、就活中に選考を通して見つけられるという人も多いのでは? そこで今回は就活中に自分のやりたいことが見つかったかどうか、実際に就活を終えた大学生の先輩に聞いてみました。



Q.就活で自分のやりたいことがちゃんと見つかりましたか?

・はい……78.2%
・いいえ……21.8%

「はい」と答えた人が80パーセント近くと意外と多い結果となっています。就活を通して自分を見つめ直し、結果としてやりたいことも明確になった人が多いようですね。具体的にどんなシーンでそう感じたのか、くわしく聞いてみました。

<見つかった>
■就活していくうちに

・就活前は自分がどんな仕事をしたいのか全然わからなかったが、就活を続けていく中で何かを見つけられた気がした(女性/22歳/大学4年生)
・就活を始める前はやりたい仕事を具体的に絞れていなかったが、いろいろな企業を研究することで自分がやりたい仕事を見つけることができた(男性/22歳/大学4年生)

就活をすることで、いろいろな企業の人と話をする機会が得られます。話を聞いていくうちに、やりたいことが見つかるケースもあるようです。

■自己分析を通して

・自己分析を通して、自分の本質、やりたいことが明確になってきたから(女性/22歳/大学4年生)
・自己分析をしっかり行えたから(男性/22歳/大学4年生)

就活をする上では自己分析も大切なことですよね。自分と向き合うことでやりたいことも見つけることができそうです。

■やりたいことが決まっていた

・前々からやりたいことが何となく決まっていた(男性/22歳/大学4年生)
・自分がやりたいと思う仕事があり、自分にぴったりだと思ったから(女性/22歳/大学4年生)

以前からやりたいことがある人であれば、わざわざ探す必要はありません。多くの担当者と話をすることで、再認識できるのかもしれませんね。

<見つからなかった>
■働いてみないとわからない


・自分の性格から業界や職種を選んだけど、これが正しいのかはやってみないとわからないから(女性/21歳/大学4年生)
・実際に仕事をしないとわからない(男性/23歳/大学院生)

自分のやりたいことがわかっていても、実際にそれをやってみなければ自分に合っているかどうかはわかりません。まだわからないという学生も多くいるようです。

■わからなくなった

・最初はなんとなくやりたい分野があったが、就職活動を進めるうちに、むしろいろいろな分野に応募するようになり、わからなくなった(女性/22歳/大学4年生)
・就活が上手くいかず、何がしたいのかわからなくなってしまったから(女性/21歳/大学4年生)

やりたいことがあっても、できるかどうかはわかりません。就活をしてさまざまな職種を知ることで、わからなくなってしまうこともありそうですね。

■向いているかわからない

・これが自分には向いていそうかなというのは見つかったけど確信がないから(男性/24歳/大学4年生)
・何となく自分の向いていそうな職業で選んだが、仕事内容については漠然としているため(女性/22歳/大学4年生)

職業についての知識はあっても、実際の職場となると知らないことが多いのではないでしょうか。実際にやってみないと、本当に向いているかどうかはわからないのかもしれませんね。

多くの場合、夢や理想を考えて就活に挑むのではないでしょうか。その夢や理想がなくても、就活をすることによっておぼろげでも見えてくることはあるようです。逆に就活をすることで、いろいろな職業を知ってしまったゆえにわからなくなってしまうことも……。やりたいことが見つからなかった学生もあせらずこれから見つけていってもいいのかもしれません。

(ファナティック)

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年11月10日~2016年11月15日
調査人数:大学生男女229人(男性91人、女性138人)

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