就活で一番通過が難しいのはどの選考? グループディスカッション、エントリーシート、最終面接……経験者が選んだのは
説明会にエントリーシートに面接……内定をもらうまでに通らなければいけない門はたくさんありますよね。どこか一つでも通過せずに落ちてしまったら内定はもらえません。さまざまある就活のSTEPですが一体どこが一番むずかしいと感じるのでしょうか? 実際に就活を終えた先輩に話を聞いてみました。
Q.一番通過率が低いと思う選考はどれですか?
・GD……38.06%
・ES……32.09%
・最終面接……29.85%
答えはそれほど大きく割れることがなかったようですね。強いて言うなら、GDが4割近くと、少し高い結果となりました。みなさんの答えを見てみましょう。
<GD>
■評価基準がわからない
・評価基準もわかりにくく、また落とされる人数も多そうだから(男性/22歳/大学4年生)
・GDでの評価の仕方がよくわからず、多くの就活生が落とされるから(女性/25歳/大学院生)
GDで頭を悩ますのが、評価基準がわからないというところではないでしょうか。正解がわからない分だけ、どのように対策すればいいかわかりませんよね。
■メンバーによって左右される
・コツをつかまないとなかなか通過できない。まわりのメンバーの組み合わせにも左右されるから(男性/25歳/大学院生)
・審査官の好みとそのときのグループメンバーによって審査点に影響があるから(男性/22歳/大学4年生)
グループになったメンバーによって、評価が大きく分かれるような気もしてきますよね。とはいえ、それが正解になるかどうかもわからないのが、GDの怖いところではないでしょうか。
<ES>
■学歴フィルターがありそう
・学歴フィルターとかがありそうだから(男性/22歳/大学4年生)
・業界によるが大学名やWEBテストで最初から落とされると思う(女性/22歳/大学4年生)
最近ではどの企業もESでの選考受付となっているため、まずはESの記入方法から対策を練っていったという人も多いのでは。とはいえ、大学名でフィルターをかけられてしまうと、応募すること自体が無駄に感じてしまいますよね。
■落としやすい
・ESは落とすための選考というイメージがあるから(女性/22歳/大学4年生)
・一番気軽に落とせる上に、応募も気軽にしやすいため(男性/21歳/大学4年生)
最近ではWEB上でESを受け付ける企業も増えましたよね。ネット経由となると、落とすのも簡単に感じてしまうというのは仕方ないかもしれません。
<最終面接>
■最後に落とされる
・最終的に落とされる場合が多いから(女性/22歳/短大・専門学校生)
・最後の最後で落とすイメージがあるため(女性/21歳/大学4年生)
何とか最終面談までこぎつけたとしても、最後に落とされてしまっては、労力の無駄遣いになってしまったように感じるもの。何とかして内定をもらいたいと思いますものね。
■厳しい
・やっぱり面接が一番重要でむずかしいと思うから(女性/22歳/大学4年生)
・採用する人を決める選考だから厳しいと思った(男性/23歳/大学院生)
これまではグループ面接だったのが、最終面談となると、一人で面接されることになるためいろいろ見抜かれてしまうことも出てくるもの。大勢の就活生を面接しているだけあって面接官の目は厳しいですよね。
選考に通ることができなくても、理由がそれなりにわかれば次からの対策につなげることができますよね。しかし、GDのように今ひとつ落とされた理由がわかりづらいと、自分に何が足りなかったのかがわからないもの。こればかりは何度も経験を積んでいくしかないかもしれませんね。これから就活を迎える学生は参考にしてみてくださいね。
(ファナティック)
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年11月2日~2016年11月4日
調査人数:大学生男女134人(男性61人、女性72人)